県立相模原公園のクヌギゲートを入った「みんなの花壇」横の約1000㎡の丘斜面には約3万株の「ネモフィラ」(瑠璃唐草)「メンジーシ インシグニスブルー」が咲き始めそれぞれ競演しているようだ。この一週間は気温の低い日が続き開花も少し遅れているようだ。まだ全体の三割ぐらいだろうか?一本々は15~20センチ程の高さ、径2cmで中心に白いぼかしの空色の5弁の小さな花であるが、それにしても透き通るような空のようなブルー、瑠璃色の小さな花が丘一面を覆うように咲く様は、薄青色の絨毯か宝石を敷き詰めたかのように美しい。角度を変えて見るとまるで深海か果てしない宇宙を見ているようでもある。これだけ密集し空色のベールで覆ったような「集合美」は人の心、目を魅了し虜にしてしまう。「可憐」、「清々しい」、「荘厳」が花言葉のネモフィラだが、ギリシャ語の「ネモス」(森)と「フィレオ」(愛する)の2語からなり森の茂みの中の明るい陽だまりに自生していることに因むようだ。まもなく天を仰ぎ空色に輝き見ごろを迎えるであろう!!。(1504)


















