相模原市下九沢横山下に真言宗のお寺で、高尾山薬王院の末寺である「九澤山金泉寺」はある。古くは田名葛輪に住む瀧口小次郎の三女が尼となり、屋敷内に草庵金泉を移したとものといわれている。本尊は薬師如来像、脇立本尊は日光菩薩である。当時の法師原秀によって応永9年(1402)に開山。薬医門形式の銅板葺きの「山門」を潜ると正面に銅板葺き、入母屋造り屋根の「本堂」がある。境内には市内最大の寛保3年(1743)の「宝篋印塔」、明治時代活躍した自由民権派の県会議員山本作左衛門の「墓碑」(辞世句「惜しむべき ものはあれど 玉の緒の 越えて のちの名こそ 惜しけり」)がある。(1504)












