八王子市高尾町に高尾地区の鎮守として崇敬されている「高尾山麓 氷川神社」はある。応永年間(1391-1427)に片倉城主「毛利備中守師親」が武蔵一ノ宮の氷川神社を勧請したのが始まりである。かつては下椚田村大牧(椚田町)にあったと伝えられ寛文2年(1662)に再建造営され高尾の総鎮守となる。祭神の素盞鳴尊は生贄にされそうだった奇稲田姫命を櫛に変えて髪に挿し「ヤマタノオロチ」を退治、後にお妃に迎えられた。高尾山口駅近く「高尾山トリックアート美術館」前に建つ「大鳥居」と「社号標」から一直線に続く参道、「二の鳥居」を抜けた正面に「社殿」がある。に奉納する「獅子舞の神事は明治5年狭間の氏子で奉仕したが今は原の氏子が奉仕している。8月(第3土日)の例祭では「神輿の巡行」や「獅子舞」(昭和35年指定市無形文化財)の奉納が行われる。
本日(11/11)12:30から「ハーモニーホール座間 大ホール」において座間市に明治時代から受け継がれている「入谷歌舞伎会」主管による「第24回 入谷歌舞伎会公演」が開催された。この入谷歌舞伎は江戸時代末期頃から入谷地区の人々が農閑期に大歌舞伎の役者から指導を受けて祭礼などで演じたのが始まりと言われている。明治・大正・昭和初期にかけて隆盛を見たが社会の変動や後継者不足などで戦後に演じる機会が減少し活動は中断。しかし復活をの声に平成8年に活動が再開された経緯を有する。主賓、来賓の開会式の後、第一部「歌舞伎 寿式三番叟」、第二部は友情出演の鈴鹿長宿はやし保存会による「夫婦獅子舞」、第三部は子供たちによる「歌舞伎 弁天娘女男白波五人男 稲瀬川勢揃い之場」、第四部「歌舞伎 絵本太功十段目 尼ヶ崎閑居之場」が演じられた。文化の秋、芸術の秋に相応しい歴史深い歌舞伎を見ることができ何時までも存続、継承の願いが強まった。(1811)
本日(11/10)16:40より多摩センター地区の冬の一大イベント「第18回 多摩センターイルミネーション 2018」点灯式が行われた。開催期間は今日から来年1/6までの2ヶ月である。ファンタスチックなこの華やかで美しい壮大なイルミネーションを見ようと毎年230万人が訪れる人気のイルミネーションスポットである。ステージでは市長をはじめ来賓の挨拶、ハンドベル、木遣り、キティちゃんが登場して開会式は佳境に。いよいよ18:00カウントダウンが始まった。400mにわたる駅前から続く58本の楠木の「ストリートイルミネーション」、青い光で来場者を出迎える「光の水族館」、ハローキティなどのイルミネーションが登場する「サンリオキャラクターイルミネーション」、特にセンター中央に位置するクリスマスデコレーションされた高さは14m「センターランドツリー」(長野県から寄贈のモミの木)、メインポールの周りの到る所に「動物トピアリー」、「光の花畑」、「きらめきの滝」など45万球のLEDと飾りが散りばめられ大規模なイルミネーションが一斉に点灯された。今日から多摩センターはファンタジーな煌びやかな華やかなイルミネーションワールド、お伽の世界、幻想的な世界、光のページェントの幕が開いた・・・。(1811)