相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

深大寺門前町~深大寺蕎麦参道の紅葉景色!!

2018-11-12 14:22:49 | 寺院
調布深大寺元町に天平5年(733)創建の古刹、天台宗別格本山「浮岳山深大寺」の門前町には古風な蕎麦店、団子屋、茶屋、土産屋が軒を連ねて「深大寺蕎麦参道」を形成している。深大寺と言えば蕎麦、江戸時代には家光公も深大寺の蕎麦をこよなく愛し三鷹への鷹狩りの際は立ち寄り必ず蕎麦を楽しんだと伝えられる。かつて深大寺蕎麦は幕府に献上されており、今でいう「外食産業」として成長した深大寺の蕎麦は庶民にも楽しみの一つとなっていた。参道の紅葉はまだ色づき始めの初期の段階で中には緑の葉もあるが、赤と橙と緑のコラボレーションと深大寺湧水の流音が心地よき秋景は今ならではの風情を創り出そうとしている。(1811)












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「小原の郷」の紅葉と中央自動車道のコラボ美!!

2018-11-12 09:53:52 | 博物館・科学館・史料館
緑区小原に神奈川県下に26軒あった本陣で現存する唯一の「小原宿本陣」(約200年前に建造)の傍に小原地区の優れた自然環境の紹介や小原宿本陣に保管されていた古文書や資料、周辺地域の貴重な出土品等文化財を活用しの展示などを行っている「郷土資料館」兼「観光拠点」の「小原の郷」はある。地域の人々の交流にも力を入れて活性化を図るとともに新鮮な地野菜や特産物の並ぶ朝市、可憐な花の美しい花市、フリーマーケットなどが催され市民の交流、憩いの場として2004年(平成16年)作られた。外観は黒褐色の重厚感ある「小原の郷」建物の裏にある庭には落葉樹、楓の紅葉が始まっており、左手に走る赤い「中央自動車道」とのコラボレーション。(1811)










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かつて大名が宿泊した「小原宿本陣」を訪ねて!!

2018-11-12 09:25:22 | 史跡・遺跡
相模原市緑区小原、昭和感が漂う相模湖に程近い甲州街道沿いにある里山に囲まれた宿場町、江戸時代に参勤交代の折に大名行列をしながら江戸と領国を往復する際に大名が泊まった江戸から9番目の宿「小原宿本陣」はある。「小原宿本陣」は神奈川県下に東海道と甲州道中で合わせて26軒あったが現在残っているのはここ「清水家の建物」1軒のみで大変貴重な建造物として平成8年に県重要文化財に指定された。この本陣を利用したのは信州の高島藩、高遠藩、飯田藩の大名と甲府勤番の役人で、家来たちは脇本陣や旅籠に分かれて宿泊した。清水家は江戸時代は本陣・庄屋、そして問屋を兼務していた。本陣の役割を果たす傍ら養蚕農家としても使われていて、農家の生活も窺い知れる。建物の概要は定紋のついた敷居の高い玄関がある純日本風の豪壮な建物である。建造物の建造年代は不詳ながら19世紀初期(江戸時代後期)と推定され約200年経過していると思われる。構造は4層の兜造りの入母屋風建物で規模は間口13間、奥行7間、91坪。部屋数は15畳が2間、12.5畳が1間、8畳が3間、6畳が3間、4畳が3間、2畳が1間の間取りとなっている。大名が泊まった15畳の部屋がそのまま残り、他に台所、堀こたつ部屋、昔のかご、什器、衣類、箪笥、機織り、二階は物置のようで農作業用の機具、養蚕に用いたような棚が保存されている。本陣の前に「小原宿高札場」と墨書きされた看板が復元されている。街道沿いには昔ながらの小原宿古民家6軒残っている。往時の面影が残る町並みはまるで江戸時代にタイムスリップしたかのようである。(1811)

















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