三鷹市上連雀に真宗大谷派寺院「三鷹山法専寺」はある。昭和8年(1933)常陸法専寺の説教所としてに開設され、終戦の8年後、昭和28年(1953)法専寺として宗教法人登記す。山号に三鷹山と付く三鷹とは縁も深い。本尊は阿弥陀如来。三鷹駅より三鷹通り(121号線)を調布方向に進む途中にある「法専寺信号」傍に「寺号標」(寺門)が建てられている。門を潜ると正面に昭和51年10月落慶の入り母屋造の「新本堂」、右隣に「庫裏」があり、本堂左に昭和52年2月落成の「同朋会館」がある。本堂前には銅像が建てられている。(1811)
東京都千代田区に幕末迄は松平肥前守などの屋敷地、明治時代に大日本帝国陸軍近衛師団練兵場となり、1903年6月1日に後都市公園として開園した日本初の洋風近代公園「日比谷公園」はある。東京を代表する「緑の拠点」、「東京のシンボル的公園」であり平成15年には開園100年を迎えた。面積161,636m2の園内にはイチョウ、梅、楠、スズカケノキ、ハナミズキ、松、ユリノキ、ツワブキ モミジなど高木3100本、低木10100本という多くの樹木が植栽されている。施設として市政会館、日比谷公会堂、大小の野外音楽堂、日比谷図書文化館、緑と水の市民カレッジ、日比谷グリーンサロン、フェリーチェガーデン日比谷、テニスコート、児童遊園、松本楼などがある。また園内には第一花壇、第二花壇、かもめの広場、「鶴の噴水池」、「心字池」、大噴水、「ハナミズキ林」、草地広場、松本楼傍の首かけイチョウと一年中鮮やかな四季折々の花が咲き園内の木々の紅葉がビジネス街に務める人や来園者の目を楽しませ憩いの場となっている。折しも季節は秋、園内はイチョウ、モミジ、カエデ、落葉広葉樹が真赤に黄色にオレンジに色づき紅葉という幻想的な世界を創り出している。特に「鶴の噴水池」や「ハナミズキ林」の紅葉は今最も美しく華やかである。(1811)