相模原市南区下溝に四季の花で彩られる市民のオアシスとでもいうべき「県立相模原公園」はある。 9月に入って秋雨前線の影響でここ数日雨予報である。雨のお陰で少しだけ気温が下がっている。当園の「紅葉の丘」と「イベント広場」の一画に「ジュウガツザクラ」(十月桜)が3本、「フユザクラ」が2本ほど植栽されている。花名の通り10月に入ってから咲く桜であるが、今日はもう蕾も多数膨らみ早くも10輪ほど開花していた。「ジュウガツザクラ」はバラ科サクラ属の小高木。「エドヒガン」と「マメザクラ」の交雑種である「コヒガンザクラ」を原種として江戸末期に作られた桜である。花名の通り10月から咲き始め12月まで咲き続ける。花は中輪で小振りの八重咲き、白色か淡いピンク色である。3月下旬頃開花するがこの時の方が花は大きく花数も倍ほど多い桜である。(2309)
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