相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。「みんなの花壇」後方に昨年に続き「箒草」として知られる「コキア」が数百株が植栽された。「コキア」の名所の「ひたち海浜公園」(約3万2千本)の規模には及ばないが、今まさに真っ赤に紅葉し始め当園を美しく彩り始めている。昨年より紅葉が早いようである。「コキア」はヒユ科バッシア属のアジア原産一年草。よく「とんぶり」とか「畑のキャビア」として親しまれている。ライトグリーンの茎葉が密に茂り、草姿が大きい円すい形をつくりのが特徴の植物。もう見頃に近い状態であるがまだライトグリーの個所もあるのであと1週間もすればすべての「コキア」が真っ赤に大変身しそうなある。(2309)
相模原市南区下溝にある「県立相模原公園」の西側に「ハナショウブ」の名所の一つとなっている「水無月園」はある。広さ2300㎡の園内はメインの東側と木立に囲まれた西側とさらに奥の3ヶ所の円弧状の菖蒲田で構成されている。その奥の「菖蒲田」を囲むように本数はさほど多くないが左側の遊歩道や緩やかな土手に今、「天涯の花」、「幽霊花」、曼珠沙華ともいわれる赤い「彼岸花」が数十輪咲き始めて秋色のアクセントとなっている。長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状につける独特の花姿は他の花とは違った美しさがある。(2309)