座間市入谷に市最古の古刹で坂東33所霊場第8番札所で「星の谷観音」と呼ばれている真言宗寺院「妙法山星谷寺」は鎮座している。創立(伝)は天平年間(729~749年)。行基菩薩が諸国教化の際当地で金光星の如く山谷に輝くのを見て、自ら聖観音の像を彫刻し、堂宇を営み「星の谷観音堂」として創建。鎌倉時代の兵乱で伽藍の多くと観音堂を失っているが、本堂が再建後、歴代北条氏の保護を受け、天正19年には徳川家康より寺領2石の朱印状を拝領している。本尊は聖観世音菩薩である。2体の「仁王尊像」ある参道正面に「本堂」がある。堂内の天女の絵、右側には不思議な老木「根下がり紅葉」が吊り下がる。「本堂」前に「宝篋印塔」、左側の「中門」右手に「白梅」が満開である。可愛らしい花びらを広げて咲き始めていた。七不思議のひとつ「咲き分け椿」が数輪咲いていた。(2503)







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