連日35度を超える猛暑~酷暑の今夏、コロナと共に日本列島は苦悶している。8月も間もなく中旬、少しは涼しくなってもらいたいものである。そんな中、自然界の植物、花は秋の気配を感知、察知しているようである。マンモス集合住宅の歩道の一角に植栽されている50本ほど秋の七草の一つ「ハギ」が赤紫色のしなやかな可憐な花姿を見せ始めていた開花し始めていた。ハギの仲間は種類が多くその中で最も広く栽培されているのが「ミヤギノハギ」である。今頃から秋にかけてしなやかな枝に多数の美しい赤紫色の花を咲かせるその花姿は何とも清楚で気品がある。例年だと8月後半に入ってから開花するのであるが、今年は早いようである。。「萩」は「万葉集」や「古今集」多く詠まれ、古くから日本人に親しまれてきた植物=花である。萩には「秋」が入っており秋に咲く植物ということに由来する。「萩」が開花する頃は稲や粟そして稗などの収穫期に重なる。豊かに咲きこぼれる「萩の花」は「豊穣の秋のシンボル」とされてきた。萩の花言葉は可憐な花びらを地に下げる様に咲くさまから「思案」である。万葉集に「をとめらに行き逢ひの早稲わせを刈る時になりにけらしも萩の花咲く」と詠んでいる。(2008)
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