相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

小田原府川の古刹「満谷山正応寺」

2018-05-26 14:35:14 | 寺院
小田原市府川に曹洞宗寺院「満谷山正應寺」はある。天正年間(1570年代)の開創。500年近い寺歴を誇る。三世中興の代の寛政年間(1780年代)に寺号を「正應寺」とする。開山は久野総世寺第十世傅室光大和尚。後の200年に渡る史実が途絶えている。寺伝によれば400年前の小田原郷は戦火に遭い亡くなった多くの死者を葬うため谷津を墓としその鎮魂のため当寺の本堂を移築して「谷津慈眼寺」を建立したのが興りである。本尊は行基作の釋迦牟尼佛木像。別に薬師如来、十一面観音菩薩の御木像を奉安している。大雄山線「飯田岡」駅より小田原方向に戻った10分の所「たんぽぽ保育園」のそばに位置している。「山門」(寺号標)傍に地蔵像、境内正面には寛政年間に建立の「本堂」、右に「庫裏」、「観音堂」は震災で倒壊その後再建。本堂には本尊以外に日本百観音霊場のご霊石が奉安されている。(1805)










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