相模原市南区下溝に四季の花が絶えない「県立相模原公園」はある。今、イベント広場と芝生広場の一画に4本の「タマナワザクラ」(玉縄桜)と「寒桜」が4本が植栽されている。「タマナワザクラ」(玉縄桜)は県立大船フラワーセンターで生まれた桜。「ソメイヨシノ」の種をまいた中から、早く開花する個体を選んで育成したものである。昭和49年(1974)から挿し木・接木で繁殖が開始され、平成2年(1990)に農林水産省に品種登録された桜である。バラ科サクラ属の落葉高木である。今年は少し寒さのせいで開花が遅れたようである。本日10日振りに訪れるとなんと10~20輪ほど開花が始まっていた。「ソメイヨシノ」が親(原種)なのでそっくりであるが、花色は「ソメイヨシノ」に比しやや濃いピンク色で可愛らしい花である。今年は河津桜、寒桜、タマナワザクラの開花と寒緋桜、オカメザクラの膨らむ蕾を確認した。(2203)




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