鎌倉市大町、日蓮上人が立正安国論を書き、また松葉ケ谷法難を受けた場所として知られる「安国論寺」の山門前から鎌倉葉山線方面の横須賀線の踏み切りに向かう20~30mほど進んだ左手の一段高いところ「大黒様」を祀っている小祠「名越大黒堂」はある。由緒創建等は不詳であるが印象的な石造の大黒様が祀られている。「大黒堂」と名乗っているので仏教系の施設であることは否めないが鳥居もあり神社に近いものかと思われる。境内寺域には「大黒様」が祀られている他、正面の基のうちの右の2基と境内の右端にある3基のうちの両端の2基が「庚申塔」で計4基ある。(2306)





