男子生徒用下宿に住む友人からは「めえめえ」と呼ばれる(あだ名の由来は/なぜ羊なんだか、説明されない)テニス部所属の高校2年生の瀬戸洋平が、一応密かに思いを寄せている隣り合っている女子学生用下宿に住む帰宅部の仲良し仲間のサブレこと鳩代司に誘われて、夏休みに新幹線で北に向かって約3時間の司の母方の祖父のところに2人で4泊の旅行をする間の2人の様子・思い、共通の友人エビナ、ハンライ、ダストらとのラインでのやりとりや過去のエピソードの回想などで構成される青春恋愛小説。
今どき珍しいくらいの純情で爽やかな恋愛小説で、そこに読み味のよさを感じる人も、物足りなさを感じる人もそれぞれにいそうです。終盤のやりとりにこだわりが見られますが、これもそれに魅力を感じる人も、あってもなくてもと思う人もいるかなというところです。
住野よる 文藝春秋 2023年2月25日発行
今どき珍しいくらいの純情で爽やかな恋愛小説で、そこに読み味のよさを感じる人も、物足りなさを感じる人もそれぞれにいそうです。終盤のやりとりにこだわりが見られますが、これもそれに魅力を感じる人も、あってもなくてもと思う人もいるかなというところです。
住野よる 文藝春秋 2023年2月25日発行
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます