なあむ

やどかり和尚の考えたこと

自然エネルギーシンポジウム

2010年01月30日 21時27分21秒 | 地球環境

今日は、新庄市で開かれた「自然エネルギー政策と山形の未来」というシンポジウムに参加してきました。

「環境と経済が両立する地域社会をどう創るか、地域資源を活用した環境ビジネスの創造」という基調講演の後、「豪雪地方における太陽光発電の成果」、「最上町における木質バイオマスの利活用」、「小水力発電の普及啓発」、というテーマで報告があり、興味深く聞きました。

森林と沢水に恵まれた最上の自然環境は、上手に利用すれば、本当にエネルギーの宝庫であるわけで、今後の技術革新が待たれます。

また、雪国に不利だと思われている太陽光発電も、発電効率は他地区との違いはほとんどないことを知りました。雪に対する対策は、冬場は角度を立てて雪が積もらないようにして夏場は少し寝かせるような可動式のパネル設置にすれば、予測よりも大きな発電をすることが報告されました。驚いたのは、雪の反射光によって発電効率が上がる!という報告でした。

宿用院の発電所は、雪が積もって落ちない箇所があり、1月の発電量はよくありませんでした。改良の余地有りでした。