「月刊俳句界2月号」
「みすず2月号」
「図書2月号」
みすず2月号は2009年読書アンケートと題して154名のブックレビュー。目に付いて購入の機会があれば‥とそそられたものは、「群島-世界論」(今福龍太・岩波書店)、「漱石の漢詩を読む」(古井由吉、岩波書店)、「梁塵秘抄の世界-中世を映す歌謡」(植木朝子、角川書店)、「太陽を曳く馬」(高村薫、新潮社)、「種の起源」(ダーウィン、光文社古典新訳文庫)、「近代書史」(石川九楊、名古屋大学出版会)、「水死」(大江健三郎、講談社)、「新南島風土記」(新川明、岩波現代文庫)、「沖縄文化論-忘れられた日本」(新川明、岩波現代文庫)、「奇跡の画家」(後藤正治、講談社)。いくつか今年読んだ本もあげられていて、あらためて思い出しもした。
ついでに朝日新聞の読書欄からは、「時間のかかる読書」(宮沢章夫、河出書房新社)、「親鸞と学的精神」(今村仁司、岩波書店)が触手が動いた。
「図書2月号」今月号は、いつも最初に読む坪内稔典の「柿への旅」と高橋睦郎「詩の授業」をのぞいて、特に心に残るものなし。こちらの側の心が落ち着きがなかったのかもしれない。
高橋睦郎は、今号は定家を扱っている。歴史だから「こういう把握のほうがいいのでは‥」と言う箇所も当然あるが、「そういうことも承知の上でこのように把握している」というような懐の深さを感じる文体だ。これは見習わなければならない。分析してみる力量はないけれど。
「みすず2月号」
「図書2月号」
みすず2月号は2009年読書アンケートと題して154名のブックレビュー。目に付いて購入の機会があれば‥とそそられたものは、「群島-世界論」(今福龍太・岩波書店)、「漱石の漢詩を読む」(古井由吉、岩波書店)、「梁塵秘抄の世界-中世を映す歌謡」(植木朝子、角川書店)、「太陽を曳く馬」(高村薫、新潮社)、「種の起源」(ダーウィン、光文社古典新訳文庫)、「近代書史」(石川九楊、名古屋大学出版会)、「水死」(大江健三郎、講談社)、「新南島風土記」(新川明、岩波現代文庫)、「沖縄文化論-忘れられた日本」(新川明、岩波現代文庫)、「奇跡の画家」(後藤正治、講談社)。いくつか今年読んだ本もあげられていて、あらためて思い出しもした。
ついでに朝日新聞の読書欄からは、「時間のかかる読書」(宮沢章夫、河出書房新社)、「親鸞と学的精神」(今村仁司、岩波書店)が触手が動いた。
「図書2月号」今月号は、いつも最初に読む坪内稔典の「柿への旅」と高橋睦郎「詩の授業」をのぞいて、特に心に残るものなし。こちらの側の心が落ち着きがなかったのかもしれない。
高橋睦郎は、今号は定家を扱っている。歴史だから「こういう把握のほうがいいのでは‥」と言う箇所も当然あるが、「そういうことも承知の上でこのように把握している」というような懐の深さを感じる文体だ。これは見習わなければならない。分析してみる力量はないけれど。