1.昨晩の北海道胆振地方の地震についての気象庁の記者発表資料は、⇒
こちらに記されている。
防災上の留意点としては以下のように記されている。
「揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどが起こりやすくなっている可能性がありますので、今後の地震活動に注意してください。過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。」
人的被害や鉄道の遅延などの影響も出ている。
2.昨晩の熊本県の地震についての気象庁発表資料は、⇒
こちら
○ 防災上の留意事項
熊本地震の一連の活動は、減衰しつつも続いており、現状程度の地震活動は当分の間続く見込みです。これまでの地震活動において揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が引き続き高まった状態ですので、今後の地震活動や降雨の状況に注意してください。
○ 地震活動の状況
平成28年4月14日21時26分の地震以降、平成29年7月2日2時30分現在、震度1以上を観測する地震が4,348回発生しています(震度7:2回、震度6強:2回、震度6弱:3回、震度5強:5回、震度5弱:13回、震度4:119回、震度3:412回、震度2:1,180回、震度1:2,612回)。
なお、今回の地震以降、震度1以上の地震は観測していません。
昨年の熊本地震の一環という指摘である。今のところ被害の情報はないようである。ほとんど大分県と熊本県の県境で、一連の熊本地震のなかで阿蘇山域の区域の地震と思われる。昨年はこの区域の地震は数としては少なかったのだが‥。