Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

忘年会だから静かに飲みたい

2017年12月19日 23時43分58秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は昨日呑み過ぎたので休養日としたが、ベッドでボーっとしているのにもあき、かと言って読書する気にもならず、午後にはいつものとおり買い物の荷物持ちの依頼。本日は軽くて済んだので、帰宅後今度はひとりで横浜駅まで往復。書店を覗いてからコーヒータイム。帰宅後に画像の取り込みを行った。結局一日家でゴロゴロしているつもりだったが、結局は外を歩き回ってしまった。
 明日は朝から所用で出かける予定。帰りは友人と横浜駅あたりで居酒屋で短時間の忘年会。

★年忘れ仕事の話抜け出せず    辻本善一
★置物にされて上座や年忘れ    前田夜詩緒


 最近は居酒屋でも大声でその場にいない同僚の悪口を、かなり口汚くののしる人が多い。あんなギスギスした会話が横行している職場とはどんな職場なのだろう、といつも聞きながら不愉快になる。だいたいがその人のいないところでしか言えない悪口など、私などは信用できない。面と向かってお互いをフォローし合う職場ではないのかもしれない。どちらにしてもまともな職場ではないと思う。自分の会社の悪口を言っているに等しい、とは考えないらしい。
 きっと人が長く勤めたいと思う職場や同僚というのは、居酒屋では仕事の話ではなく、趣味などの話が中心になると思う。また仕事以外の話しかできないのは、人間としては魅力がない人が集まった職場ではないかと私は思う。
 人の悪口ではお酒も肴もまずくなるばかり。お酒も肴も味わうことができないのはとても悲しい。
 そして忘年会だからこそ静かに飲みたいものである。

セキセイインコの具合がかんばしくない

2017年12月19日 20時53分40秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ここ4~5日、飼っているセキセイインコのメスの元気がなかった。いつも膨らんで首を後ろに埋めて寝ていた。普段は、朝、私が起きてくるとベランダに籠ごと出すように「ギギギギッ」と騒がしく鳴き、そして吊るされている輪っかをガチャガチャとならす。あるいは、19時前のほとんど決まった時間に「ギギギギッ」と鳴いたり、羽をばたつかせたり、輪っかを鳴らして、風呂敷を籠に掛けるように細則をしていた。それがここ4~5日まったくそのようなそぶりを見せずに静かに膨らんでいた。かといって食欲はそれなりにあるようで、朝餌を取り換えるとガツガツと食べ始める。
 一昨日・昨日・本日と寒いこともあり外の空気に触れないようにしていた。本日私たちが夕食を食べ始めた時に、急にいつものように「ギギギギッ」と啼き、そして輪っかを大きくゆすり始めた。いつものような元気のよい仕草であった。
 思わず、ホッとした。慌てていつものとおり掃除機で籠の周りをきれいにし、風呂敷を籠に掛けるとすぐにおとなしくなった。そして時々下に降りてきて餌を啄む。以前の仕草に戻ったようだ。このまま回復してくれるといいのだが‥。



霜夜の寂寞

2017年12月19日 12時04分18秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 たくさんお酒を飲んだ翌日はいつものとおり、休養日&休肝日。これが確実に実行できレズいいのだが、なかなかそうもいかないときがある。意志薄弱‥。

 印刷会社から先週送った原稿の初校が送られてきた。昨日の幹事会で指摘を受けた7点ほどの訂正などをお願いして返信。しかし7人の眼で見てもらうと間違いが出てくるものである。あらためて複数の人間の眼によるチェックの大切さを感じた。

 昨日の幹事会で入ってきたいくつかの日程を日程表に書き込んで、午前中の仕事はおしまい。
 今週遣らなくてはいけないことはふたつ。ひとつは15人ほどの友人に封書の郵送。これは同じものをコピーするので、宛名書きがおもなので、特に作業量は多くない。もうひとつは年賀状のデザインづくり。これは来週前半までに印刷・投函するつもりで亜渡る必要はなさそう。

 昨晩はぬるめの風呂に長く浸かったものの二度ほど体が冷えて目が覚めた。布団が薄くて寒さを外気の寒さを感じたのではなく、自分の身が寒かった。新陳代謝が少しおかしかったのだろうか。今朝は特に問題なくすっきりとした目覚め。

★我骨のふとんにさはる霜夜(しもよ)かな     与謝蕪村
★霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び     加藤楸邨


 霜夜、というのは気温の低い夜、しかも霜が降りるようなよく晴れた日の夜。冬の静寂・寂寞感を伴う。
 布団が冷たくて目が覚めるだけではない。自分の身体の不調からも身が寒さを覚えるときがある。第1句はこのときの心境のような心境のときの句と思うようになった。歳を取らないとこんな気分に気がつくことはない。「ふとんにさはる」が何とも言えず「なるほど」である。
 第2句、いくらあやしてもなくことは止めない。子どもなりの喪失感、満たされない想い、こんな感覚を忘れないでいたいものである。