Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

サザンカの花をいくつか見つけた

2017年12月10日 22時47分45秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は用心して夜のウォーキングも断念することにした。夕食後1時間ほどボーっとしたまま布団で目をつむっていたが、眠れなかった。

★山茶花の根もとの夕日掃きにけり    西山 誠
★朱よりもはげしき黄あり冬紅葉     井沢正江


 午前中、団地の植栽を見て回ったが、山茶花が藪の中で数輪の花をつけているのを見つけた。また団地に面したマンションの敷地にも山茶花が飢えられており、毎年楽しませてくれる。こちらはマンションの西側に面しており、冬の長い夕日に映える山茶花は格別である。
団地のなかではモミジが見頃になっている。各棟の北側に植えてあり、西日が当たると光るようになる。冬の夕焼けの橙色の陽に映えるモミジは、朝日が当たるときよりも暖かみを感じる。

水っ洟とクシャミ

2017年12月10日 20時53分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 3日ほど前から水っ洟が出てくるようになった。クシャミも時々出ていた。気温が低くなったためかと思っていたが、本日は水っ洟もクシャミも盛んに出てくるようになった。それ以外の症状はないが、ウォーキングをしていると少し体がだるく感じることもある。
 買い物終了後、横浜駅で入った喫茶店では気持ちよく寝てしまった。本当はお酒を飲まない方がいいかと思ったが、夕食時につい手が伸びて、ワインを1合ほど。
 夕食は天ぷら。ひき肉のレンコンはさみ揚げとマイタケの天ぷらがとても美味しかった。妻はサツマイモの天ぷらが大好物であるが、私はどうも苦手。天ぷらは天つゆではなく、醤油にほんの少しのコーレーグースーを垂らして食べるのがいい。コーレーグースーをたくさんかけると辛味が強すぎて食材の味がかき消されてしまうようなので、あくまでも少しだけ。この刺激がいい。
 今晩は暖かくして早めに寝てしまうことにした。

冬の青空に書き込む

2017年12月10日 13時28分52秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨晩のお酒は朝起きたときには残っておらず、気分爽快。
 今朝は横浜でも初氷が観測されたと天気予報で伝えていた。横浜での最低気温は明け方6時25分の2.9℃と表示されている。
 朝から陽射しがあり、気温は正午前に10℃を超えた。しかし北風が強く、風速5mという表示よりも強く感じる。そして次第に風は強まってきている。

 打ち合わせや作業は早めに終了したので、これから横浜駅まで出て、コーヒータイム。

★かぐわしき冬青空といふ奈落     柚木紀子
★冬空の青一枚を遺書とする      桜木美保子


 第1句、冬の青空がかぐわしいという。分かりにくい表現ながら、なるほどとどこかで納得してしまう。そしてその青空を見あげていると、吸い込まれそうになる、というのが「奈落」という語を引き出したのだと思う。上下反対の語であるが、これもまたどこかで納得してしまう。不思議な感覚が二つ並べられて、どちらも不思議と納得してしまう。ことばと感覚の不思議な流動性、相互浸潤に出くわしたようだ。
 第2句、こんな遺書ならば家族にのこしても罪にはならないと思う。余計なことを託したり、家族を縛ってしまうような遺書はいらない。自分という存在にのこされたものが右往左往し、面倒を残すことはなしにしたいのだが、なかなかそうもいかない。冬の青空には何が書き込めるか‥。