Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ついに‥怒‥

2021年01月08日 23時37分19秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 横浜市会で、カジノを含む統合型リゾート誘致の賛否を問う住民投票条例案が、本日の市議会の臨時会の本会議で否決された。自民・公明など与党会派51名が反対。投票条例賛成の野党側が34名が賛成。
 結果はわかってはいたが、いまさらながら怒りがわいてくる。今後の対応策については、じっくりと議論を重ねて、次の行動計画を練らねばならない。市の財政のギャンブル依存を止めるためには、あきらめるわけにはいかない。

 しかも成人式も強行、どうも市長は現実感覚を喪失しているようである。現政権と同じらしい。

 本日はとりあえず、こらえてこれにて終了。

 


小寒

2021年01月08日 20時42分56秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 寒い一日となった。午後から近くの駅まで遠回りで歩いてみた。往復8000歩余りの少し早めの散歩。寒さに身をすくめて歩いたので、景色は頭に残っていない。
 訪れたスーパーはいつもと変わらぬ人出。駅の出入り口もいつもと変わらぬ人の流れだったように思う。
 少し離れた別のスーパーも訪れ、上の階にある電気店や百円ショップ、書店を一回りしてから帰宅した。特に買うものもなく、書店でも興味を引くような新しい書籍は見つからなかった。

★小寒にことば尖りぬ机越し     菅原  涼
★小寒の曇る眼鏡を手に会話     庄司たけし
★小寒や埃鎮めの夜の雨       松崎鉄之介

 久しぶりに俳句を探してみた。5日から寒の入り、小寒である。寒の入りとともに寒さも深まり、人もあわただしくなってくる。あわただしいのは年末だけではない。年度末を控え、商売も、買う人も殺気立ってくる。寒さは人をとげとげしくする。小寒という季節がそれに追い打ちをかける。
 関東地方は乾燥と強風が続き、そろそろ一雨が欲しいころである。


「日経サイエンス」1月号

2021年01月08日 13時50分10秒 | 読書

 感染の爆発的な拡大を受けて、ようやく政府の緊急事態宣言が再度出されたようだが、あまりに遅すぎる対応である。この間、政府とくに総理大臣は何を見てきたのだろうか。しかも国会での事前報告もないと報道されている。私権の制限を含む宣言にもかかわらず国会軽視も甚だしい。記者会見を聞いても、言葉に抑揚もなく、言葉が生きていない。危機感は到底伝わってこない。人を納得させる話し方からは遠かった。
 市民が慣れてしまっていて呼びかけても効果がない、のではなく、政府そのものの危機感がないことが元凶であると誰しもが思っている。
 そして横浜市の成人式、どう考えても「強行」でしかないようだが、どうする気なのだろうか。

   

 さて本日は、「日経サイエンス1月号」を年末に続いて拾い読み。特集「科学の近代史 発見と過ちの175年」の記事のうち、
・感染症との終わりなき戦い
・ビッグパンを遂げた宇宙像人類の起源を求めて
・見えてきた大絶滅の原因
・宇宙の謎“ブラックホール”
に目を通した。
 目を通したこと、読んだこと、理解したこと‥それぞれに大きな落差がある。「目を通した」というほかはない水準である。