Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日はみぞれの予報

2021年01月27日 21時34分28秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 21時ころから風が唸り始めた。

 明日は夜から雨、気温が午後から低くなり、霙になるとの予報になっている。
 気温の上下が激しいためか、日曜日にウォーキングの帰りに冷たい雨に当たったのがいけないのか、体調はあまりよくない。
 そういえば朝も肩が凝ってつらかった。背中もつらく、妻に背中を押してもらった。それでも背筋のだるさは解消されなかった。
 本日は早めに就寝とすることにした。
 
 明日は出かける予定はない。寒そうでもあり、家でぬくぬくとしていたい。


モーツアルト「弦楽五重奏曲第3番、第4番」

2021年01月27日 20時26分00秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 昼食後も14時過近くまで作業を継続。目が疲れて本日は終了。雲が切れて明るくなってきたので、横浜駅の手前の喫茶店まで歩いてみた。帰りは地下鉄を利用。ホームがだいぶ混雑していた。
 眼の疲れが取れないので、1時間半ほど布団に潜り込んでいた。睡眠時間はわずかで、眼を閉じでおとなしくしていた。読書もほとんどせずに、この時間になってしまった。



 モーツアルトの弦楽五重奏曲の第3番と第4番を聴いている。本も読む気力がわかず、眼もあまり調子がよくない。モーツアルトには失礼とは思うが、こういう時はこのような曲を聴いて心を落ち着けるのがいい。6曲の弦楽五重奏曲のなかでも好まれる2曲といわれる。第3番と第4番は同じ1787年の作。ついになる作品である。

 第3番の第1楽章のチェロの刻みが心地よい。第3楽章のアンダンテは、室内楽の美しさを存分に味わえる。第4楽章のアレグロは軽快で、第1楽章と違いヴァイオリンの刻みのようなメロディが軽やかである。これに続くチェロの刻みが軽やかに聴こえる。モーツアルトならではの妙だと思う。

 第4番は第3番と対照的に明るさはなく、内向的な曲である。いかにもト短調という響きがする。刻みはヴァイオリンやチェロではなくヴィオラの比重が大きいと思う。この曲の曲想にも影響を与えている。第1楽章は口ずさめるほどに印象深い。小林秀雄が「疾走する悲しみ」と表現したのは有名。
 第3楽章は内向的というよりも沈鬱な気分。第4楽章でふたたびト短調にもどりアダージョ。重々しい足取りが続く。ヴァイオリンの高音のメロディーもヴィオラの伴奏が重々しいのに引きずられている。ようやくト長調のアレグロになり、明るさが見えるがところどころメロディーが浮かび上がらずにもどかしい雰囲気を醸し出している。


モーツアルト「弦楽五重奏曲第5番、第6番」

2021年01月27日 10時07分39秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等



 本日の午前中の作業のお供は、モーツアルトの弦楽五重奏曲第5番と第6番。モーツアルトの死の前年と死の年の作品である。
 印象に残っているのは、二つの曲の第一楽章の冒頭のが対照的なこと。第5番は少し内省的で心を静める曲。第6番は躍動的で心が軽やかになる曲。しかしフィナーレはともに明るく躍動的である。
 モーツアルトの自在な曲作りと豊かな楽想が発揮されていると思っている。1989年の録音でメロスカルテットに第二ヴィオラにピエロ・ファルルリを加えた編成、と記されている。

 本日の午前中の作業は引き続き退職者会の記念誌の編集の続きをしている。午後から雨は上がるらしいので、昼食後に何をするか検討。