本日は少々遠くまで歩いてみた。しかし帰りは日も沈み、寒くなり、遅くなると夕食時に間に合わないとまずいので、バスにて帰宅。1万5千歩ほどになった。
途中の喫茶店で一服、「眼の神殿」(北澤憲昭)を30ページほど読んだところで友人からメールの来信。そのままスマホでニュースを見ていたら、眼が疲れてつい寝てしまった。気が付いたら30分ほど寝ていたようだ。
★野歩きの果一月の星得たり 細見綾子
本日は星が見える時間にはすでに帰宅していたけれども、日没が早いこの時期、外を歩いているとつい日没になってしまう。
寒空で星を見上げると寒さが背中を震わせる。
そんなときでも星を見上げるのが好きな人にとっては、ウキウキしてくるものである。そんな趣味のない人には理解できないと思われるが、冬は星が美しい。
オリオン座の星々や、シリウス、プロキオン、ふたご座の星々を見つけると寒さも消えてしまう。そこまで暗くなくとも、夕陽が沈む一瞬の茜色が寒さを和らげてくれる。関東地方からの夕陽は富士山のそばに沈んでいく。冬空ならではの富士山は輪郭がくっきりしている。丹沢を従えて、堂々として、実に鮮明である。
星の姿や輝き、そして入り日の情景も、雄大である。