Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

広重「冨士三十六景」から「駿河薩タ之海上」

2021年02月26日 22時32分16秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日は、広重「冨士三十六景」から「駿河薩タ(さった)之海上」。

 これはもう北斎の「冨嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」のパロディである。北斎が横長の画面ならばこちらは縦長の画面に大きな北斎もどきの波を押し込めている。北斎よりは富士山は大きい。北斎が波に翻弄される船を描いたのに対し、広重の波は手前だけ。奥のほうの波は凪いでおり、中景の船も静かに帆を上げ、手前の船も水平の姿勢を保ち、動いているようには見えない。時間も動きも止まっている。空の雁も、嵐の空ではなくのどかにすら見える。



 波が大きく崩れ落ちようとしてるけれども、波のうねりともどもどこかぎこちない。手前も時間が止まっているようだ。
 私はどうしても北斎に軍配を上げてしまう。
 多分北斎の波と違って繰り返しが強調されていないためだと思う。
 そして広重自身の「東海道五十三次 由井 薩埵嶺」にも軍配を上げざるを得ない。
 北斎の「神奈川沖浪裏」は1831年ころ、まだ黒船来航には時間があるが、海の彼方からやってくる時代の不安が漂ってくる気配がある。広重の作品からはあまりそのような不安は感じない。広重の冨士三十六景のほうがはるかに不安な時代であったにもかかわらず。
 ただし北斎の冨嶽三十六景と同時代の広重の東海道五十三次からは生き生きとした江戸の庶民の生活が伝わってくる。
 この二人、並べて鑑賞するのが私の好みである。


頭が寒い・・・久しぶりに理髪店

2021年02月26日 20時56分27秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日の午後、ウォーキングで7000歩ほど歩き、コーヒータイム&読書タイム。そののち、1100円の理髪店で短く借り上げてもらった。頭がすっくりしたが、店の外に出ると寒さが頭皮に直接あたり、慌てて野球帽を被った。
 その後も寒い中、ウォーキングで帰宅。約1万歩。寝るまでには、2500歩ほど追加で歩いてくる予定。

 喫茶店では「眼の神殿」を続けて30ページほど読み進めた。
 夕食後は、先日印刷所に送信した機関紙の校正刷りが早くも出来上がってきた。思ったよりも早くできた。慌てて、誤字・脱字のチェック。若干手直しをしてもらわねばならならないところがあり、月曜日に記念誌の打ち合わせで訪れるので、そこで最終打ち合わせの予定。
 まだ記念誌の編集作業がひと段落しておらず、複数の作業を並行すると頭の中の整理がうまくいかなくなる。年は取りたくないものである。

 帰宅してみたら本日は強風・乾燥注意報が出ていた。空は一面厚い雲が覆っていたけれども傘は必要なかった。
 


重い荷物は早く下ろしたい

2021年02月26日 13時12分27秒 | 読書

 ベートーヴェンのビアノソナタの30番、31番を聴きながら昨日の作業の続き。だいぶ空白部分は埋まった。表の差し替えと画像の差し替え、並びに1ページ半ほどの文章がまだ必要。
 表と画像の作り替えに時間がまだかかる。本日の昼間の作業はここまで。だらだら作業をしていてもはかどらないので、印刷所に電話をして、今度の月曜の午前中に修正原稿を印刷会社に持参することにした。期限を切ったほうが、目標ができて私もいい。
 私の手元に届いていない原稿と写真は、月曜日以降に送信することで許してもらうしかない。発行日は5月1日だが、納品は5月10日頃。連休もあり、スケジュールは厳しい。
 重い荷物はできるだけ早く下ろしたいものである。

 外は寒々しい。これより、所用もあり、いつものとおりウォーキング&コーヒータイムで出かける。久しぶりに横浜駅近くの喫茶店に出かけてみることにした。地下街や人通りの多いところは避けて、駅の外周で用事を済ませたい。

 傘を持ったほうが無難とのことである。


重い荷物は早く下ろしたい

2021年02月26日 13時07分16秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 ベートーヴェンのビアノソナタの30番、31番を聴きながら昨日の作業の続き。だいぶ空白部分は埋まった。表の差し替えと画像の差し替え、並びに1ページ半ほどの文章がまだ必要。
 表と画像の作り替えに時間がまだかかる。本日の昼間の作業はここまで。だらだら作業をしていてもはかどらないので、印刷所に電話をして、今度の月曜の午前中に修正原稿を印刷会社に持参することにした。期限を切ったほうが、目標ができて私もいい。
 私の手元に届いていない原稿と写真は、月曜日以降に送信することで許してもらうしかない。発行日は5月1日だが、納品は5月10日頃。連休もあり、スケジュールは厳しい。
 重い荷物はできるだけ早く下ろしたいものである。

 外は寒々しい。これより、所用もあり、いつものとおりウォーキング&コーヒータイムで出かける。久しぶりに横浜駅近くの喫茶店に出かけてみることにした。地下街や人通りの多いところは避けて、駅の外周で用事を済ませたい。傘を持ったほうが無難とのことである。