Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

綱島駅・新綱島駅

2021年02月05日 23時46分23秒 | 山行・旅行・散策

 本日は東横線の綱島駅のすぐそばにできたという新綱島駅がどこにあるのか、見に行ってきた。地下部分はすでに完成したらしい。
 現在の綱島駅に降りて、改札口の地図で、新しい駅の位置を調べ、地下をとおる線路の位置を確かめてから現地へ向かった。
 地上部分はまだ工事をしており、現在は整地の最中。地上部分には大きな駅舎ができるのではなく、バスターミナルにでもなるのであろうか。いろいろと想像してみるのも楽しいものである。綱島駅の周囲はとても狭い道路が入り組んでいる。バスターミナルは必要なところだと思う。
 新しい鉄道路線は新横浜方面から新綱島駅を経由して日吉駅で在来の東横線と合流するように地図に記載されていた。
 多分私は住んでいるところを変えない限り、この新路線の西谷駅から日吉駅の間を利用することは、ないと思われる。
 駅の周囲を歩いたのち、鶴見川にかかる大網橋の脇から河川敷に降りて、護岸にもたれて日向ぼっこを愉しんだ。小さな子連れの夫婦や、ジョギング中の高齢者、そして仕事途中の一息をしているサラリーマンを長めなながら、30分ほどボーっとしていた。お茶でも購入してくればよかったと悔やまれた。
 以前にここから河口近くまで歩いた。上流側は横浜線の中山駅近くの恩田川との分岐点までは歩いたことがある。これよりさらに上流を歩いて、町田市内の源流地点まで歩いてみたい。


ベテルギウス・オリオン座

2021年02月05日 21時51分26秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 昨日深夜に、「ベテルギウスはまだ爆発しない -減光の原因を探り恒星の質量、サイズ、距離を改訂」という記事をアップした。
 実は、久しぶりに22時過ぎに20分ほど夜のウォーキングに出かけて、シリウスがあまりに明るく輝いているのに初めに気が付いて歩くのをやめて空を眺めた。そしてシリウス・プロキオン・リゲル・ベテルギウスのちょっといびつな平行四辺形と、アルデバランと火星の6つの星の輝きが眺めていた。そんなことがあり、帰宅後すぐにツイッターを見たら、あの記事が目に入った。
 減光しているときからベテルギウスのないオリオン座、想像し難いと思った。そして異常に暗いベテルギウスに強い違和感を持った。オリオン座だけではない、ベテルギウスが無くなると、冬の星空の魅力そのものが半減すると感じた。
 同時にあの記事を読んで、恒星の表面が観測できるという、50年前には信じられないことが実現できているということにも驚いた。

 かに座に出現した超新星爆発を見て、定家が明月記に記したことは有名である。生きているうちに超新星爆発を見ることができたというのはうらやましい。だがあえて言えば、定家は明るい星のないところに出現した超新星を見たのである。
 ベテルギウスが超新星爆発をすると、これまであった星が満月以上に異様に輝く不思議を見ると同時に、もとは一等星として明るく輝いていた星が数年後、十数年後には見えなくなってしまうということである。喪失感というものも同時に味わうことになる。これはもっと印象深いものになるのではないか。
 ただし、ベテルギウスの爆発が地球に何らかの影響を与えなかったという前提である。もしも何らかの影響があってもそれは超新星爆発と因果関係があるとすぐに断定できるのだろうか。いろいろと想像すると限りない。

★オリオンの星座正しく花杏       山口青邨
★凍雲をオリオンのまた一つ出し     篠原 梵
★オリオンの四ッ星冴えて三ツ星も    京極杞陽
★冬銀河男女黙せるまま老いぬ      橋本真理

 超新星爆発とは、関係はないけれどもひとこと言いたくなるのが、年寄りの性情。貴族社会が没落していく渦中にいた定家をして「紅旗征戎吾がことにあらず」と言わしめた動乱の時代に思いも馳せたくなる。今の時代が動乱の時代なのか、という疑問もあるが、動乱の時代かどうか、ではなく動乱の時代として考察することもまた、大切なことのように思う。自分の生きている時代をどのような視点で見つめるか、その人の生き方が問われる。

 


オリオン座ベテルギウスの減光の原因

2021年02月05日 11時12分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

ベテルギウスはまだ爆発しない -減光の原因を探り恒星の質量、サイズ、距離を改訂

 昨年初めに大幅に減光となったオリオン座ベテルギウス(赤色超巨星)について、次のような記事を昨晩見つけた。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構のホームページにアップされている。【⇒https://www.ipmu.jp/ja/20210204-Betelgeuse

 「その進化の段階と減光の原因を探るため、明るさの変化を分析しました。その結果、星の脈動に加えて、星から放出された大量の塵が関係していることを示唆し、今回の大幅な減光が超新星爆発の兆候ではないことを示しました。さらに本研究によって、ベテルギウスの質量や半径がこれまで考えられていた値より小さいことや、地球からベテルギウスまでの距離は、以前考えられていたよりも25%近いことが明らかに

 元天文ファンにとっては、とても気になった現象であった。いくつになっても気になるものである。