明日は3℃ほど気温は高く、そして晴れるらしい。明日は休養日としたいが、そうもいかない。明日・明後日の二日間で21日の退職者会の幹事会に提出する資料作り、送付する資料をいくつか作らなければならない。
やらなくてはいけないことは分かっていたが、それとなく先延ばしにしてきた。
久しぶりに寒さを感じたので、ゆっくりと湯船で温まりたい。いつもより少し熱めにしたほうがよさそうである。
★桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ 角川源義
★汝なき桜紅葉に還りける 加藤楸邨
第一句、桜の葉の紅葉は一枚一枚見ると決して美しくはないが、夕日に照らされて明るく輝く。その映える時間は短いが印象深い。桜の二度目の輝きは春よりも短い。
第二句、中国大陸から戻ると、旅行中に知人が病没していたことを聞いての作。敗戦の前年1944年10月の句。出征兵士の死、空襲による死など死の色の濃い句が並ぶ1944年である。「桜散る」などという称揚とはかけ離れた「死」が日常の時代。
友人がツィッターに桜紅葉の美しい写真を掲載していた。たった1枚の葉であるが、印象的であった。