Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

上野駅公園口の変貌

2022年11月26日 22時09分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

   

 コロナ禍前は、上野駅の公園口が長い間工事中であった。完成形が示されなかったのでどういう風になるのか皆目わからなかった。本日初めて完成後に公園口の改札口に向かった。まずこれまでの公園口の改札口が閉鎖されておりびっくり。古い改札口に向かったので、余計に歩かされた。
 改札口を出てみると車道が大きくかわり南北に突き抜けられなくなっていた。そして、歩道空間が広くなり、なかなか思い切った形状にしたものだと感心。私にはとてもいい歩行空間となったように思われた。しかしずいぶん長い間、上野に行かなかったものである。
 黄葉したイチョウ並木が美しかった。

 上野まで行ったので、久しぶりというか初めて不忍池に面した和食の店で、一人4000円余りのメニューの食事。二人でビールやハイボールを1杯ずつ飲んで合わせて1万円札1枚でなんとか支払いが出来た。数年に一度の贅沢となった。
 夕方から夜にかけての不忍池の枯蓮の風景や周囲の紅葉の景色はなかなか良かった。ライトアップも最小限で、けばけばしさを感じなかった。


「ピカソとその時代」展

2022年11月26日 20時48分00秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 本日は妻と共に上野にある国立西洋美術館まで出かけた。土曜なので入場制限などがあるかと心配したが、待たずに入場できた。しかし入ってすぐのあたりはかなり混雑。肩が触れ合うようで、電車のなかよりも混雑していた。それはあまり気にならなかったのだが、ジョルジュ・ブラックの作品をのぞいてほとんどがカメラ撮影OKとなっており、カシャカシャという音と、作品の前で陣取られて幾枚も撮影する人が多く、気が散って楽しめなかった。

 ピカソの作品は色彩の配置がいい、ということをあらためて認識。キュビズムや多視点の対象把握に多くの解説がなされるが、私は自由でいて計算されつくされた色彩にいつも感心する。今回も《緑色のマニキュアをつけたドラ・マール》や《黄色のセーター》、《窓辺の静物、サン=ラファエル》(いづれもチラシ参照)などにおおいに惹かれた。

 またクレーの作品の充実も堪能。好きな《塔の理念》に再会できた。また《雄山羊》、《知ること、沈黙すること、やり過ごすこと》が目を惹いた。2点とも初めて目にしたと思う。クレーの新たな側面を見たようで、これからじっくりと図録の解説に目を通したい。

 マティスも充実しているが、本日気になったのが、第1次世界大戦と第2次世界大戦の狭間のヨーロッパで、あそこまで明るい色彩を使って外の外気にまで突き抜けるような室内風景を描いた感性といものの出所に迫ってみたいという思いが頭をもたげた。これもまた今回の図録がふれている視点であろうか。興味深い。

 ジョルジュ・ブラックは3点のみであるが、いづれも私が好きな作品。

 混雑してじっくり眺めることのできない作品も多くあり、結局2800円で図録を購入してしまった。

 感想はまた後日にできるだけ早くアップしたい。


上野まで

2022年11月26日 12時10分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午後まで降る予報の雨、10時半過ぎには雨はあがり、少しは明るくなった。
 昼食後、上野の国立西洋美術館に行くことにした。「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」を開催中である。ネットで見ると予約制にはなっていない。しかし入場料が2100円と高額。横浜駅のチケットショップで手に入るといいのだが‥。
  図録2800円というのも悲しい。

 値段もさることながら、雨が再び降らないように願いたいものである。一人ではないので、杖も持参しないで行ってみることにした。