Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「図書5月号」読了

2023年05月11日 21時12分14秒 | 読書



 本日は喫茶店で「図書5月号」を読み終えた。今月は16編の内12編に目を通した。

・レッテルXの話            丘沢静也
今年で五〇歳の『モモ』はますます現代人のための学校になっている。‥資本主義にひそむ困った現代の問題を、根っこのところでつかまえて、時間泥棒というみごとなイメージで描いた。いろんな「武器」Xをモモが体現している。

・フェノロサの『美術真説』について   新関公子

 


地震・雷‥‥

2023年05月11日 20時01分14秒 | 天気と自然災害

 「地震・雷・火事・親爺」と言われるが、親爺とは熊のことだというのは、山に登り始めてから教わった。大山嵐(おおやじ、台風などの風の被害)が短縮されたもの、あるいは山親爺=ヒグマ・羆という説があるが、私には山親爺=熊という説が一番ピンとくる。熊は恐ろしいだけでなく、山や里の暮らしの中で怖れて近づいてはならないものの象徴なのではないか。と私の勝手な解釈である。根拠はない。私の説にしたがって「親父」ではなく「親爺」と表記した。

 明け方に地震、そして夕方に横浜駅の地上に顔を出したら雷鳴と強風と強い雨にびっくり。一時間以上地下街の有隣堂で時間を潰して雨があがったのを確認して、再度バスに乗って帰宅した。しかし家の近くのバス停では弱いながら雨が降り続いていた。5分ほど濡れながら歩行。

 能登半島での地震でも翌日に強い雨が降り、被災者は苦労をしていられた。今回も雷雨に見舞われて、屋根瓦が落下する被害を受けた家屋に住んでいる人にはつらい雨となってしまった。

 この地震と雷、この二つが続くと次は火事かな、などと余計な心配をしたくなる。さいわい地震で火事は発生しなかったが、普段から火事の用心は忘れるわけにはいかない。


横浜で震度4

2023年05月11日 11時13分18秒 | 読書

 今朝4時16分の地震には驚いた。横浜でも震度4を観測。最初の微動からすぐに強い揺れになり、次第に強まった。その間10~15秒くらいに感じたが、具体的に測ったわけではないので、確かではない。
 これ以上の強い揺れならば、ベッドの隙間に身を隠そうと思ったが、揺れはおさまってくれた。震度3と震度4では大きな差がある。震度4からは被害も出てくる。現に横浜でも断水が起こったり、電車の遅延が発生したりした。震度5を越えるとさらに被害が拡大する。
 私にとっては睡眠の一番のコアタイムと信じている時間帯である。この時間に眠れていないと一日の体の調子があまり良くない。逆に言うと短時間であってもこの時間にしっかり眠れていれば、なんとか一日は普段通りに過ごせる。

 神奈川でもけが人が出たという。室内での怪我はどの地震でも多い。棚からの落下物、立ち上がった際のつまずき、電灯などの落下等々、室内には危険物がいっぱい。我が家でも例外ではないが、片付けは難しい。今回は、怪我をされた方は軽症で済んだみたいである。
 私が心配したのは、パソコンの部屋の本棚。棚は半分は空にしたものの、棚を柱に固定しているビスをリフォーム時の移動のために外したばかり。棚が壁から倒れたら倒れ方によってはベランダ側のガラス戸をわってしまったり、パソコンの上に倒れかかってしまったり、ということが予想される。何しろ高さが高く、重い。
 ベッドルームの天袋はほとんど空にしたあるので、そこからの落下物の心配をしなくて済んだ。
 冬ならば厚めの掛け布団を被れば多少の落下物があっても怪我の程度は軽くて済みそうだが、夏掛けやタオルケット1枚の夏は、落下物が直接体に当たる。これも怖いと思う。

 関東地方は地震の巣に取り囲まれ、またその巣の上にいるようなもの。フィリピン海プレートと太平洋プレートという二つのプレートの沈み込み帯が複雑に入り組んでいる。今回は沈み込むフィリピン海プレート内部での発生と発表された。

 気象庁の発表は以下のとおり。

地震の概要
検知時刻   (最初に地震を検知した時刻) 5月11日04時16分
発生時刻   (地震が発生した時刻) 5月11日04時16分
マグニチュード 5.2(暫定値;速報値の5.4から更新)
場所・深さ  千葉県南部 深さ 40km(暫定値)
発震機構   北西―南東方向に張力軸を持つ型で、フィリピン海プレート内部で発生した
震度     【最大震度5強】千葉県の木更津市(きさらづし)で震度5強を観測したほか、
       東北地方から中部地方にかけて震度5弱~1を観測
11日05時30分現在  今回の地震発生後、震度1以上を観測した地震の発生なし
長周期地震動の観測状況  階級1以上を観測した地域はなし

(防災上の留意事項)
この地震による津波の心配はありません。
揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意してください。
(今後の見通し)
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

詳細は【⇒https://www.jma.go.jp/jma/press/2305/11b/kaisetsu202305110615.pdf