Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

雨が降り出した

2023年09月03日 22時30分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 天気予報通りに21時過ぎから雨が降り出した。今のところ弱い雨である。降り出した当初は、いつものとおりクーラーの室外機からでる排水の音かと思うほどかすかであった。
 明日の朝まで、強い雨が降るらしい。この雨が関東地方を少しでも冷まして、さらに災害が起きない程度の範囲の雨でおさまり、貯水量を少しでも増やしてもらいたいものである。

 雨が降り始めたので、最近の日課になっている夜の軽い散歩(500~2000歩)は中止。ここ数日続けて、毎日6000~8000歩歩いている。ただしごくゆっくりで、さらに下りなどでは足を引きずっているので、あまり運動にはなっていない。しかし適度に汗もかいている。

 明日の外出予定は火曜日に変更になった。台風の雨もあり、そのほうが安心である。これより「九相図をよむ」を少々読んでから、就寝準備。


不覚

2023年09月03日 20時22分25秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 日曜日で横浜駅付近は混雑しているかと思ったが、雨の予報が出ていたことが原因であろうか、それほどの混雑ではなかった。いつもの安い喫茶店で本も読まずにコーヒータイム。そのあと、県民センターで開催されている「戦争の加害パネル展」(~本日19時まで)を見に行こうと思っていたのだが、不覚にも椅子にもたれて寝てしまった。
 16時半になって目が覚め、会場に行くのは断念し、頼まれていた野菜の買い物をして慌てて帰宅。約束の時間に辛うじて間に合った。帰宅後、夕陽を狙って写してみた。

   



「図書9月号」から 2

2023年09月03日 12時57分33秒 | 読書



・譬喩の結婚式――ウクライナとルーマニアのはざまにて
                    みやこうせい

・永遠の途上で             竹内万里子
写真を見るということは、永遠に途上でしかあり得ないこの身を、実際に出会うはずのない誰かの途上と重ね合せことるだといえるかもしれない。そうやって今ここに生きていることの奇跡に触れ、自らを変容させること。

・ゆうやけ七色             近藤ようこ

・洋画抜きの東京美術学校開校と洋画家たちの悲嘆
                    新開公子
五姓田義松はあまりにも時代の動向に無関心過ぎたのか、帰国後に清新な作風を展開することはなく悲しい晩年だった。むしろ留学しなかった妹の渡辺幽香の方が着実に生きた時代の表現に成功している。‥その存在はもっと知られてよいと思う。
私が一番同情を禁じ得ないのは‥1878年のバリ万博事務雇の職を得て10年も滞在した山本芳翠である。滞欧作数百点は託した軍艦「畝傍」の遭難によりすべて失われた。フランス社交界の寵児でも、日本に帰れば農民出身の山本によう役割はまわってこない貴族氏族中心の明治文化界だった。山本は画才と上流の家柄を兼備した若い黒田清輝をパリで発見し、画家に転向させたのだった。
 この連載は私にとってはいい勉強になる。

・時間どろぼうとともに         森田真生

 今月号はこれにて綴じることにした。16編中12編を読んだ。