11時半ころから1時間程のうちに横浜市内の避難指示(警戒レベル4)や高齢者避難(警戒レベル3)は順次解除された。
しかしその間も断続的に強い雨が降り、雷も時々轟いた。この記事を作っているときも遠くで雷鳴がしている。西の空は黒く低い雲が垂れこめている。
県内では小田原市(528.5mm)など海老名市、相模原市中央区、平塚市の4地点で72時間で観測史上最多の雨量であったと報道された。山北町や箱根町でも430mmを超えたとのこと。
17時現在も三浦半島、横浜・川崎両市の湾岸部には強い雨の区域が南から北に移動している。京浜急行に遅れも出ている。
すっかり台風10号に振り回された10日間であった。しかし熱帯低気圧になったとはいえ、被害がなくなるわけではない。南から湿気の多い大気を大量にもたらし、大雨をもたらすことは間違いない。引き続き警戒したいものである。