Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

モーツアルト「弦楽四重奏曲第22・23番」

2022年07月17日 23時12分28秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 明日は雨の確率は10%以下とのこと、何よりも洗濯物が良く乾くという天気予報が嬉しいものである。
 夕刻になり、帰宅時にも団地の近くでスマホで撮影してみた。



 夕食以降は、モーツアルトの弦楽四重奏曲「プロシャ・セット」の第2曲、第3曲である第22番と第23番を聴いて過ごした。演奏はアルバン・ベルク四重奏団で1989年の録音である。
 モーツアルトの弦楽四重奏曲をここ数日かけて十分堪能出来た。明日もこれを引き続き聴きたいと思っている。
 第23番は、プロシャ王フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世の依頼によって作られたらしいが、本来は6曲一組なのに、3曲しかない。そして献呈されてはおらず、題名は幻となった。モーツアルトが意欲を失ったのは晩年の困窮とそれに基づく多忙が大きな原因のようである。しかし曲は実に自由で、のびのびとした曲調の3曲である。
 フリードリッヒ・ヴィルヘルム2世はチェロを奏したというが、これを国王が直接演奏することが前提だったとすると、チェロパートに着目して聴く限り、かなりの腕前だったのではないか。あるいは国王の技量に合わせてチェロパートを作ることにモーツアルトが飽き飽きしてしまったか。どちらであろうか。



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