昨日、新宿区立漱石山房記念館を訪れたとき、「半藤一利展」のチラシが目に付いた。既に始まっているが、9月3日までの展示なので見に行ってみようかと思った。
最近はずいぶんと注目されている。私は長い間、著作を読んだことがなかったが、亡くなった2021年1月の直後に「あの戦争と日本人」(文春文庫)を読んだ。またそれ以前には漱石の俳句に興味を持ったころに「漱石俳句を愉しむ」(PHP選書)などを読んでいる。
あまりいい読者ではない。明治維新以降の戦争の実相に迫ろうとする姿勢に敬意は払いたいと思っている。しかし「国家」をどうとらえていたのかがよくわからなかった、というのが正直なところ。しかしこれは私の読み込み足りないと思うことにしている。
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