Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

老いということへのアプローチ

2022年10月16日 19時46分48秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 最高気温は25.8℃もあったとのこと。薄い化繊のサマーセーターを着て散歩に出たら2000歩ほどのところでジンワリと汗が出て暑くなった。不快な暑さであった。そのまま4000歩ほどの散歩を続けた。
 たとえゆっくりの杖突き歩行でも歩くと体の新陳代謝は活発になる。大気は不快だったが、体は汗をかいて快調。帰宅してテレビをつけたもののすぐに30分ほど椅子に座ったまま気持ちよく寝入ってしまった。

 東の空に木星が明るくすぐに目に付いた。南に土星、天頂方向に夏の大三角を認めることが出来た。あまり空ばかり見ていて、帰りが遅くなると心配されるので5分ほどで再び歩き始めて帰宅。

 夕食後は明日の幹事会に忘れ物がないように持っていくもののチェック。最近は忘れ物をすることもあり、またチェックをしなかったことによる不安感も増大してきている。
 歳を取るということは、動作がゆっくりになったり、忘れ物が多くなるというだけではなく、このようにチェックをしなかったのではないか、という不安が増大して出かけるまでの時間がかかる、ということでもあることに気がついた。チェックという自己確認・自己納得に時間がかかるのである。
 老いというものは、自覚的に自己を検証しないといけないが、これが可逆的ではなく、不可逆的でそして後世代に伝わらない、伝えにくいということがおおきなポイントのような気がする。若い世代は、老いというものは切実には感じないものである。私もそうであった。アプローチそのものを見つけようという意識がなかった。



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