Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日の書き写し 石牟礼道子19句

2023年04月05日 22時53分04秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日の石牟礼道子の俳句の書き写しは19句。「水村紀行」から抄出50句の最後。

★列島の深傷(ふかで)あらわにうす月夜
★毒死列島身悶えしつつ野辺の花
★極微のものら幾億征きし草の径(みち)
★月影や水底の墓見えざりき
★色の足りぬ虹かかる渡るべきか否か
★向きあえば仏もわれもひとりかな

 「俳句α」2018年夏号に掲載されている句の残りは、「色のない虹」から抄出20句、ならびに句集未収録句から6句だけとなってしまった。。

 合わせてこの俳句誌の掲載されている「道子さん、こーろころ」(米本浩二)、「石牟礼さんと寂聴さん」(黒田杏子)、「生者と死者のほとり 石牟礼道子さんを悼む」(齋藤慎爾)の3編を再読した。



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