Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「古代エジプト-ファラオと民の歴史」展に出かけた

2015年02月22日 13時41分18秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
      

 昨日の16時近くになって会場についた。入館料は大人一人300円。会場には東海大学の該当教室の学生が案内担当として待機していた。今回は閉館時間までは1時間しかないので、見ることに専念したくて声をかけられたがお断りさせてもらった。
 展示室の入り口に人工衛星からの画像を使った遺跡の分布などの紹介ビデオがある。わかりやすいといえばわかりやすいが、高度を低くして視点を移動していく技法は残念ながら私などは眩暈がして船酔い状態になる。奇を衒いすぎている。
 死後の復活・再生を願う信仰に基づいた死者の埋葬に添えられた調度品から展示が始まる。
 事前にいろいろ知っていると展示品を見る目も、また展示品に添えらたれ解説ももっと理解できるのであろうが、それほどの知識はない。
 今回の展示で印象に残ったのは、まずは「ホルス神の眼を捧持するヒヒ」。ヒヒが神と人間の媒介をする動物として扱われたということは知らなかった。しかし手にしているものが「ホルス神の眼」とは思えなかったので、これはもう少し具体的な図像解説が欲しかった。
 次に西アジアから伝来したというガラスの技法に基づいた調度品。ガラス技法が西アジアから東西に伝わったことが理解でき、なかなか興味深かった。この技法を駆使する前段にさまざまな技法が使われたことのわかる展示品もあった。
 もうひとつ惹かれたのは石製のコップ。中国で云えば玉器のような質の石製のコップの淡い輝きが印象に残った。
 意外だと思ったのは農具。鍬など土を掘り起こす青銅製の金属器が展示されていた。柄は木製だったと思われ失われているが、その土を掘り起こす部分の幅の狭いことに驚いた。巾は20センチも無いように見えた。この巾では土を掘り起こしたり、畝をつくったり、苗の周りに土をかき寄せるには効率があまりに悪いと思われる。エジプトの畑の土の特質に合わせたものなのか、あるいは別の用途のものなのか、これは疑問として残った。
 鍋敷きなどに使われたと思われるような太い糸による織物もあったが、用途ははっきりしないようである。
 「ビールをつくったと思われる」土器が展示されている。そこの尖った形態で、縄文土器の底の尖った容器とそっくりである。ビールかどうかは別として澱を底に貯めるための形状とすれば、縄文土器のあの容器は醸造のための容器であったかもしれない。確かにあの形状は保管には不便である。常に灰の中に差し込んで煮炊きに使うのも不自然ではないかと常々思っている。保管には不便でも醸造用にやむを得ない形状とすれば、使い方に納得はできる。

 ナポレオンの発議による「エジプト誌」の大きな本をはじめて目にした。ナポレオンの「すべてを手に入れたい」という欲求に基づく事業なのかもしれない。しかしエジプトを記録し尽くそうというエネルギーには、ナポレオンの事績の評価とは別にしても圧倒された。

 3階展示室で17時まであと3分という時刻になってしまい、慌てて2階の展示室に行ったが時間切れ。ローマ、キリスト教、イスラム教などの影響を受けた時代の展示はほとんど見ることが出来なかった。
 1階の展示室では人工衛星からの画像に基づく遺跡の「推考」ということの展示を時間が過ぎていたが見たものの、具体的な画像解析などについての展示ではなかった。

 図録は1600円、見た目の出来は良かったと思うが購入はしなかった。会期末までにはもう一度訪れたい。


   

明日は雨の予報

2015年02月21日 23時43分09秒 | 天気と自然災害
 夕方に訪れた「古代エジプト ファラオと民の歴史-東海大学のエジプトコレクション」展のチラシ等をスキャナーでの画像処理をようやく終了。予定よりも時間がかかってしまった。
 本日中に記事をアップするつもりでいたが、残念ながらこれ以上は気力が続かないので明日の午前中に作り上げることにした。

 明日は15時前に出かける予定だが、雨が昼過ぎから夕方まで降る予報になっている。夕方からは風も強くなるらしい。気温は夕方から上昇するらしく夜の方が昼間よりも気温が6℃以上上がるとのこと。
 明日は16時から年末のN氏の葬儀に体を動かしてもらった仲間との慰労会を行う。少人数で和風の居酒屋であるからパーティー形式の集いよりはゆっくりできる。しかも全員気心の知れた人達である。気持ちよくのんびりと楽しい時間を過ごしたいものである。

2006年東博の「仏像-一木にこめられた祈り」展

2015年02月21日 23時25分25秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 先ほどのそごう美術館「円空・木喰」展の記事の中で、「東博の平成館で円空と木喰の両者が一堂に並ぶ大規模な展覧会を記憶している」と記載した。
 葦原の山姥様からのコメントで、「2006年秋~冬に開催された『仏像展』」との指摘を受けた。
 確かに図録をしまってある書棚を探して見たら「2006年10月~12月」までの会期で特別展「仏像-一木にこめられた祈り」が開催されていた。その時図録を購入していた。
 当時の展示構成は「第一章 檀像の世界」「第二章 一木彫の世紀」「第三章 鉈彫」「第四章 円空と木喰」となっている。かなり詳しい図録である。そして写真がとても美しい。学術的に見せる写真だけでなく、モノクロームの陰影の濃いい芸術的ともいえる写真が巻頭から16頁にわたって掲載されている。
 当時解説が難しくて途中で放棄した記憶がある。先ほどからパラパラめくってみて、先の「みちのくの仏像」展や本日の「円空・木喰」展と重なっている作品があった。
 これを機会にこの当時の図録をまた読みなおしてみたい。

そごう美術館「円空・木喰」展

2015年02月21日 21時34分39秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 本日は欲張って二つの展覧会に出かけた。昨晩決めた横浜ユーラシア文化館で開催されている「古代エジプト ファラオと民の歴史-東海大学のエジプトコレクション」展、および朝になって急きょ決めたそごう美術館の「円空・木喰展-微笑みに込められた祈り」である。
 簡単な昼食後、二人で横浜駅まで歩きまずは「円空・木喰展」に出向いた。

 これだけの円空仏を見たのは、2013年1月に東京国立博物館で開催された「飛騨の円空展」依頼である。今月やはり東博で開催されている「みちのくの仏像展」で円空を見たが、わずか3体だけである。
木喰の仏像は「飛騨の円空展」以前に東博の平成館で円空と木喰の両者が一堂に並ぶ大規模な展覧会を記憶しているが、その時以来である。この展覧会がいつだったかは残念ながら覚えていない。

     

 円空仏としては今回展示されているものはどちらかというとかなり整った形をしたものである。後期のそれこそ粗い鉈目の抽象彫刻のような仏像は「千面菩薩」と「観音三十三応現身」のそれぞれ一部のほか数点だったと思う。しかしごく初期のかなり整った仏像から、いわゆる木端仏といわれるものまで全体像は見渡せると思われる。
 今回両面仏といわれる薬師如来と阿弥陀如来が裏表に彫られているものをはじめて見た。現世的な利益につながる薬師如来と来世の往生を願う阿弥陀如来という大きな二つの信仰を一体の仏像におさめるという離れ業は円空ならではかと思わせる。
 もうひとつは今回目についたのが、線刻の美しさである。衣紋を表す線の美しい流れが強く印象に残った。

   

 木喰仏は、円空仏よりはずっと整っていて、円空の見方によっては荒々しいエネルギーとは正反対の方角を向いているようである。人間の内側に向かう静かな祈りを感ずる。以前は円空仏の方に惹かれたように記憶しているが、今回の展示からは木喰仏の内側に向かう祈りに惹かれた。
 特にいくつかの千手観音菩薩の丁寧な作りと多くの黒光りする手垢のついた仏像に信仰の根底に届いているともいえる木喰の作品に感心した。
 見るときの精神状態や、年齢によってどちらかに傾いた惹かれた方をするものかもしれない。

   

「古代エジプト ファラオと民の歴史」展

2015年02月20日 23時55分19秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 明日の予定がようやく決まった。横浜ユーラシア文化館で開催されている「古代エジプト ファラオと民の歴史-東海大学のエジプトコレクション」展ということで、妻と合意となった。
 1月31日から始まり4月5日までの会期である。
 「民」というところに力点が置かれているような解説がある。また現代のエジプトにもつながるキリスト教、イスラム教時代の資料にも注目した、とある。
 関連企画の展示が「東海大学と宇宙考古学」、写真展「エジプト学者鈴木八司のまなざし」となっていて、本展と並行して開催されている。
 鈴木八司という方は存じ上げない、また衛星からの写真データの解析による遺跡探査などのことも展示されているようである。


当面購入したい本

2015年02月20日 22時16分44秒 | 読書
 購入したい本がいくつかある。美術関係の本は別にして、
★「地球全史スーパー年表」(日本地質学会監修、岩波書店、1404円)
 書店で手に取ってみた。大判の紙一枚と解説である。一番いいと感心したのは対数目盛を使わずに、「古生代」「中生代」等の「代」ごとに等分目盛の拡大表示をしている点。年代の対数目盛は年代の絶対的な長さがわかりにくく、時間の感覚が私にはとてもわかりにくい。この方式の表示が学生の頃から欲しかった。
★「エピジェネティクス-新しい生命像をえがく」(仲野徹、岩波書店、842円)
 内容はまだ立ち読みしていないのでわからないが、今の生物学の現況がわかるかもしれないとの期待を持って‥。肯定できるものか、まだ何もわからない。

 その他美術関係の本も購入したいが、高価なのでいつも立ち読みで諦めてしまう。


何もしないけれど充実した日

2015年02月20日 21時00分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日はユッタリ、のんびりと一日が過ぎた。特に読書をしたわけでも、ウォーキングをしたわけでもない。テレビを見て時間を過ごしたわけでもない。買い物や本屋に行って立ち読みをしたわけでもない。何となくプラプラとして時間が過ぎた。こんな日があるのは嬉しいことかもしれない。
 昨日よりも風が冷たくは感じたが、強い風でもないのであまり気にならなかった。明後日の日曜日は雨の予報。

 最近は旅行にもいかないし、講座をたくさん選択したし、退職者会の行事や打ち合わせにかまけて山に行く機会も逸してしまっている。
 4月からは少し講座の選択も少なめにして、山に行く機会を増やしたい。あれほど定年前には行きたかったのだから‥。

 横浜駅の改札口で「上野東京ライン」が来月14日に開通するのに伴う時刻表を求めたところ、直前にならないと配布用は出来上がらないとのこと。品川-上野間の時刻表に限ってはネットでゲットしたので、横浜での時刻は類推は出来るのだが‥。通勤に使うことはないので時刻表が無いから困るということはまったくない。しかも時刻表を購入する気もない。駅配布の小さな時刻表を見て楽しむだけの話だから、文句をいう資格などない。でも何となくさびしい気がする。
 私が利用するとしたら上野に行くときだけである。ただしこれはとてもありがたい。乗り換えが無いので楽である。上野に行く機会は増えそうである。

国会議員のヤジの品の無さ

2015年02月19日 23時25分15秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今年になっていくつも「新春の集い」などの新年の行事が続いたが、本日はような集まりとしては最後の「新春の集い」に参加した。一見約500名ほどの立食パーティーだったが、あっという間に料理も無くなってしまい、一皿だけよそったツマミを肴にビールを3杯ほど飲んで退散してきた。

 今月は今度の日曜日に10名ほどで居酒屋で飲み会がある。また来週の25日は退職者会での日帰りバス旅行を実施する。大勢での飲み会はこの2回で2月は終了。

 個人的な好みではお酒は10名未満の少人数で好きな肴と好きなお酒を少しだけ、そして自分のペースで静かに飲みたいもの。肴の味もお酒の味もワイワイガヤガヤだと私は味わうことが出来ない。お酒に関してはどうもわがままである。「せめてお酒を飲むときくらい好きにさせてよ、わがまま言わせてよ」という気分である。

 しかし国会議員の質も落ちたものである。野次も品が無いし悪意に満ち満ちている。総理大臣までが野次を飛ばす。それも労働組合法上の合法的な労働組合を罵倒の言葉として用いる。労働組合そのものを否定する暴言である。
 知っているが「親の顔が見てみたい」ものである。どのような躾をされたのであろうか。自分の親の顔に泥を塗りたくる二世議員、世襲議員とは情けないものである。早々に国会からいなくなってもらいたいものである。
 ツイッター上ではこのひどい野次に多くの批判が飛び交っている。
 マスコミはどこがこれを報道して批判するのだろうか?

 こんな総理大臣が率いる与党が多数派の国会の体たらくでは、「この国に誇りを」などとこんな人間に云われたくないものである。

https://www.youtube.com/watch?v=PJKSJi5GSZg

通りがかり人様から「3.11に寄せて」

2015年02月19日 22時02分37秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 いつもコメントをいただいている通りがかり人様から以下のような投稿をいただいた。
 私なりにいろいろと考えさせてもらった一文です。

 来月で4年ということですな。3.11はもうすぐなのですな。あの頃は氏も現役だったのですな。日本のどこにいても、あの時、現役であったかどうかは、ずいぶん違うと思います。幸か、不幸か、氏は、現役でした。毎日、うちでも、職場でも、落ち着かなかったことでしょう。私も、あの時は61.。今は65.。体力がずいぶん違います。
 寒い中、体育館の中で、着の身着のままの60代から、70代の人は、ひときわ、つらく寒い日々だったでしょう。80代はもう、そく、命引き換えも、あったでしょう。忘れてはいけませんな。つめ跡はなお深い。あれは傷ですな。えぐられて修復なき深い傷です。
 あの、路頭に迷って道へ出てきた牛さんたちは、えさももらえず息絶えたか。犬とか、猫とか、コケコッコーも、突然えさがもらえなくなり、飼い主がいなくなり、えさ箱にえさは入らず、首をかしげ、飢え死にしていったか。木は昨日までの木と違い、草も昨日の草とは違い、どこも昨日のままなのにと、首をかしげたことだろう。昨日まで野山であり、畑であったものが、森林であったものが、そこに流れる川も、清らかな水も、近づいてはならないものたちになってしまった。子供達は驚いたことだろう。触ってはいけないものたちばかりになってしまったのだから。
 大人たちは途方にくれ、夫婦喧嘩を繰り返し、お隣とも喧嘩になり、親戚同士はうまく行かなくなり、傷を負った職場は残っていても、荒び、うらみつらみをぶつけ合い、絶望を何度も見ただろう。自殺した人も少なくないはずだ。町どうしが、互いにいがみ合った。忘れてはいけないのだ。4年になろうとしてはいるが。

 考えてみれば、原子爆弾や、空襲でやけただれた人たちは、まるで立ち直れなかった人も多かったのではないか。その多くが、あの世へ、即か、それとも、本来の寿命よりも、よほど早くに、あの世への旅立ちをせまられたはずだ。3.11も、そうだ。テレビでは見せられない光景が山と繰り広げられたことだろう。同じ町に住む、普通ならただすれ違うだけの人々が、挨拶して、天候の話をして、過ぎてゆく人々同士が、ぶつかり合い、こじれあい、憎みあい、怒鳴りあい、そして命を縮めあう。やはり、あの出来事は、あってはいけないことだったのだ。
 3.11は静かに、テレビを見ます。国民の一人として‥。

16世紀の東西の同時代性

2015年02月19日 15時36分48秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 「くらべて楽しむ美術鑑賞」という連続3回講座の2回目、「過激な表現:バロックと桃山文化(17世紀)」と内容で2時間。この講座を聞きながら昔から考えていたことをメモ風にしてみた。あくまでも独断と偏見かつ粗雑な思い付きの範囲で‥。
 折角の講師の話を牽強付会に捻じ曲げて想像の世界に遊ぶという、不出来な聴講生でしかないのは、申しわけないと謝るしかない。

 1543年のポルトガル船の種子島来航を画期として日本は直接西欧と接触することとなった。それ以降、広大なユーラシア大陸の東西の端の文化の同時代性というものが考察の対象になったと思う。むろん奈良時代以降にも中国大陸をとおしてだがこの列島にも国際性豊かな文化は流入していたことは間違いがない。平安朝以降は中国という狭い窓に絞られていたようだが、それでも中国文化もユーラシア大陸の西や南からの影響を排除しては語ることはできなかったはずだ。
 銃やキリスト教を媒介として西欧文明と直接接することで、大きな影響を受容しきれた背景には、この列島自体の内発的な文化的・政治的・経済的なポテンシャルエネルギーが十分に高まっていたことが想像される。暴力的ともいえる西欧文明の圧倒的な圧力に抗して、独自の受容の仕方を獲得したように見える。
 おそらく江戸時代末期の日本の社会も同様にかなりの成熟と、強靭さ・したたかさを獲得していたという判断ができると思う。
 16世紀後半から17世紀にかけて、西欧の絵画と日本の絵画の共通性は、政治的宗教的権力との関係から大規模絵画が要請され、工房という大規模な制作者集団を駆使した制作とそれを統括する「画家」の名が大きくクロースアップされたこと、そして質の高さや技能の水準の維持という観点からマニュアル化が進められたと思われる。マニエリスムといってしまうと西欧的な概念になってしまいそうなので敢えて現代的にマニュアル化という言葉を使ってみた。
 西洋絵画で云えばルネッサンス以降のマニエリスム・バロックの時代、日本でいえば長谷川等伯や狩野永徳などの時代のことを念頭に置いている。
 技法的には大画面・権力の誇示という点からの要請なのだろうが、ドラマチックで誇張された表現、そして別々の表現手段ではあるが奥行きへのこだわり、宗教性から世俗性への注目などが思い当たる。
 西欧では解剖学的に裏打ちされた人体表現だが、日本では動物や風神雷神などの表現でも誇張された筋肉表現として同時代性を感ずる。
 日本の場合、工房製作というと仏師集団があるが、人体表現の方法や個人名を冠した統括製作者の確立などが、絵画製作にそのまま移行したように思える。

 こんなことを考えながら講座を聞いていた。



 なお、本日の講座では3月3日~5月31日まで国立西洋美術館で開催される「よみがえるバロックの画家グエンチーノ」展を紹介してもらった。これは嬉しかった。紹介してもらえなかったら、名を聞いたことも無いのでパスしてしまったかもしれない。

震源地の訂正が発表された

2015年02月18日 22時22分24秒 | 天気と自然災害
 いよいよ年度末、退職者会の私のブロックについても決算報告・会計監査を受け、さらに新年度の運営体制、予算などを決めなくてはならない。総会形式の集まりが出来ればいいのだが、なかなか困難なため、会報で報告をしたり意見を求めながら運用している。
 ということで3月に発行する会報を作り始めた。まずは会計規則の改定と、運営体制の記事をつくった。決算報告・監査報告と予算は5月号に回すことにした。3月号はA4で4頁仕立てになってしまう。

 本日は小雨がずっと続いた。横浜はさいわいにも雪にも霙にもならなかった。雪になるとの予想が今年は何度も外れたが、今回もまた外れた。雪を楽しみにしている人もいるが、現役時代には最初から最後まで雪と格闘してきた私には雪は歓迎されざる事象である。

 さて、昨日8時6分に発生した地震、気象庁は当初発表の震源が実際は100キロほど西にずれていたこと、それに伴い北海道や青森でも津波が観測されていたことなどを発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000096-mai-soci 
 直前に小規模地震がすぐ近くで発生していたのが誤りの原因ということらしい。

これから雪ないし霙の予想

2015年02月18日 18時33分55秒 | 天気と自然災害
 都心部では今夜に、積雪があるかもしれないという予想はなくなったようだ。ただし雪混じりの霙は降るらしい。私の住んでいる横浜は雪や霙にはならずに雨ということになっている。明日の朝以降は天候は回復する見込みで、気温も10℃を超えるらしい。
 本日は源氏物語の明石、夕顔のふたつの巻の購読。軍記物や男の日記などと違っていわゆる女房文学はなかなか分かりにくい。和歌を読み解くよりもさらに難しいと思う。なかなか慣れることが出来ない。しかし古典を読むということはなぜか私には楽しい時間である。

 明日は10時からの講座がある。「くらべて楽しむ美術鑑賞」という連続3回講座の二回目、「過激な表現:バロックと桃山文化(17世紀)」と内容で2時間。この講座はとても勉強になる。
バロックというと私は音楽で時代を感じるのだが、当時の音楽のイメージと絵画の「バロック」というイメージには随分乖離があるようだ。バロック音楽=過激な表現という

白鳥浩氏講演会

2015年02月17日 23時32分43秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は白鳥浩法政大学教授の講演会を聞いた。講演のテーマは「地域から変えよう日本の政治」。
 「政治不信と低投票率」をキーワードに地域の首長・地方自治体議員を選出する統一地方選挙の意義などについて講演を聞いた。

 詳細は後日まとめて‥。

 明日は雪の可能性もささやかれている。関東地方では東京の北部から埼玉・群馬にかけて雪の予報となっている。横浜は最高気温が6℃、最低気温が3℃ということで雨の予想となっている。
 明日は源氏物語の購読の講座が二つある。雨の中を出かけるのは少々しんどいものの聞きたい講座であるので出かける。

気象庁の報道発表

2015年02月17日 22時45分11秒 | 天気と自然災害
 先の13時46分の地震についての気象庁の報道発表「「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第75報)-平成27年2月17日13時46分頃の岩手県沖の地震-」は次のとおりとなっている。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1502/17b/201502171500.html
 また「岩手県沖の地震に伴う大雨警報・注意報基準の暫定的な運用」(http://www.jma.go.jp/jma/press/1502/17c/20150217_ooame_kijun_zantei_aomori.html)及び「岩手県沖の地震に伴う土砂災害警戒情報発表基準の暫定的な運用」(http://www.jma.go.jp/jma/press/1502/17d/20150217_dosha_kijun_zantei_aomori.html)も発表された。
 18日、19日と天気は下り坂である。雨ではなく雪ではあるが、どのような影響が想定されるのだろうか。気になる。

青森で震度5強、岩手で震度5弱

2015年02月17日 14時32分40秒 | 天気と自然災害
 13時46分に今度は青森県階上町で震度5強、岩手県普代村で震度5弱の地震が発生した。
 震源の深さは50キロ。マグニチュードは5.7。津波の心配はないとのこと。
 先ほどの津波をともなった地震は、深さは10キロで海溝線上に震源があったが、今回は深さは50キロ、沈み込み帯の中の震源と思われる。連動ではないかもしれないが、詳しくは今後の発表を待たなくてはならないだろう。先ほどは4年前の地震の余震域に含まれていると明確な説明があったが、今回はどうなるのか、位置的には余震域と思われるが‥。

 具体的な状況がまだ伝わらないが、震度5強、5弱と云うと建物の被害やがけ崩れなどの被害が出ている可能性もある。無論それに伴い人的な被害も想定される。

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20150217135131395-171346.html