Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「声明 韓国は「敵」なのか」 賛同者募集中

2019年07月26日 23時29分24秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 以下の「声明」【⇒https://peace3appeal.jimdo.com/】が私のところにも送信されてきた。
 この署名活動が拡がることを期待している。
 なお、現在アクセス集中で、なかなかつながらないほどの反響になっている。

 この声明は、昨今の日韓関係の悪化を憂慮する有志が執筆し、インターネットを通じて、日本の市民に賛同を求めるものです。75名の呼びかけをもって発信します。呼びかけ人の中には多少の意見の違いもありますが、基本的な部分で一致しています。
 ご賛同いただける方は、下記サイトの賛同フォームにてご署名ください。
 第一次の締め切りは、8月15日といたします。状況の推移を見ながら、次の行動を考えたいと思います。  【⇒https://ssl.form-mailer.jp/fms/a466957e630362

 日韓関係はいま、悪循環に陥っています。いま、ここで悪循環を止め、深く息を吸って頭を冷やし、冷静な心を取り戻さなければなりません。本来、対立や紛争には、双方に問題があることが多いものです。今回も、日韓政府の双方に問題があると、私たちは思います。しかし、私たちは、日本の市民ですから、まずは、私たちに責任のある日本政府の問題を指摘したいと思います。韓国政府の問題は、韓国の市民たちが批判することでしょう。
 双方の自己批判の間に、対話の空間が生まれます。その対話の中にこそ、この地域の平和と繁栄を生み出す可能性があります。
                                                     「声明 韓国は「敵」なのか」世話人一同 
                                                                 2019年7月25日

《声明》文本体は省略。リンク参照。


いよいよ台風の影響

2019年07月26日 22時41分20秒 | 天気と自然災害

  20時を過ぎた頃から降り始めた。21時ころまではものすごい雨が降り続いた。時間当たり80ミリに近い雨だったらしい。雨の音が硝子戸越しに部屋の仲間で聞こえてきた驚いた。今は雨は上がっており、先ほどの雨が嘘のように静かになった。
 雨の区域は南から北へ異動している。今は箱根辺りが強い雨の表示となっている。

 本日は夜になるまでにずいぶんと歩いた。歩数にして2万歩近く歩いた。太腿と脹脛と足首に湿布をして寝た方が朝は楽と思われる。

 明日は雨があまり強ければ、見舞いに行くのは日曜日までずらした方がいいかもしれない。あまり強い雨の中を無理するのもつらい。

 


朝8時の怪

2019年07月26日 12時01分51秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 嵐の前の静けさ、という言葉があるが、台風が来るというのに朝から気持ちよく晴れ渡り、風もある。湿度は高いが青葉が風に揺れ太陽に輝いている。しかし窓を開けると湿度が高い。

 先ほど「強風・雷・波浪注意報」が横浜市域に出された。

 朝7時半ころいったん目が覚めた。カーテンの隙間からの明るい陽射しを受けての目覚めは気持ちよかった。青葉のきらきらとした動きが心地よく、そのまま半分寝たようにボーっとしていた。
 しかし8時過ぎに営業の電話がかかって来たらしく、電話の音ですっかり目を覚まされた。妻が出て、自動のテープの声がしたのですぐに切ったという。だが、私は心地よい状態から強引に現実に引き戻されて頭の中がモヤモヤ。
 そのまま朝食を摂ったがすっきりしないまま、強い眠気が襲って来た。ベッドまで行って10時まで寝てしまった。眠くなったのは覚えているが、ベッドまで行った記憶がない。心地よさそうな寝息だったので起こすのがしのびなかった、と妻に言われた。
 しかし平日の朝の8時過ぎに営業の電話とは驚いた。妻も腹がたったらしく、何の営業か聞く気にもならなかったという。電話番号も非通知であったが、とっさに受話器を取ってしまったとのことである。

 午前中に図書館まで行くつもりだったが、午後から出かけることにした。


地震・台風

2019年07月25日 21時29分06秒 | 天気と自然災害

  本日は日照時間が長かった。しかし蒸し暑く、またしても夕方シャワーを浴びて汗を流した。夏はシャワーがないと汗かきの私はとてもつらい。  朝7時過ぎに、震度2の地震で目が覚め飛び起きた。揺れの具合からは震度3はあったと思った。久しぶりの揺れだったので大きく感じたのであろうか。

 明日の夕方から台風に伴う強い雷雨が予想されている。土曜も日曜も台風の影響で雨のマークがついている。最高気温の予報も30℃を超えている。

 私の親の入院した病院に、明日は妻が行くことになった。必要なものなどを調べて、それをもって明後日は私が顔を出す。二人一緒に顔を出すよりは、交代で訪れた方が様子を見に行く頻度としてはいい方法だということにした。
 私は雨が降る前に、区内の図書館に顔を出すことにした。図書館は久しぶりである。ゴヤの本を読んでいて、スペインの地理と歴史についてちょっとだけ調べものをしておきたい。その足で横浜駅まで歩いてみるのもいい運動になりそうである。


「大暑」の句 3

2019年07月25日 18時45分24秒 | 俳句・短歌・詩等関連

★遠くまで海揺れてゐる大暑かな     飯田龍太
★青竹に空ゆすらるゝ大暑かな      飴山 實

 第1句、この句は作者は何処にいるのだろうか。海辺の近くの小高い丘の上か陸地の展望台の上。あるいは船の中で海を見ている視点。海の上を飛ぶカモメの視点。どれもがあっているような気がする。わたしにはこの17音の情報しかない。いろいろと推理してみた。
 私は甲斐の人である飯田龍太だからわざわざ海の上からの視点ではないかと思ってみた。だが、陸地から海の水平線を見ると、そこには安定して揺れがわからない空と海の境界が静かに動かずに横たわっているはずだ。
 遠くを見て揺れを感じるためには、近景に波に揺れる船などが必要になる。すると港で船のマスト越しに遠くの水平線を見ているか、船に乗って揺れを体感しながら水平線を見ているか、どちらかの視点にならざるを得ないと思われる。
 私は小さな漁港の堤防や浜から漁船のマスト越しに遠くの海を見ている情景が似つかわしいと感じた。失礼とは思いつつ、ヨットなどのレジャー船は作者に似つかわしくないと勝手に想像してみた。
 浜の魚を干す匂いや漁港独特の匂いとともに強烈な夏の太陽が頭の中で浮かび上がってくる。船の揺れに弱い私は陸にいながら、もうすでに船のマストの動きとともに景色が上下に揺れてくる。それこそ身を固くして遠景に目を据えてその揺れに耐えている。瞳孔が開いて眩しさに遠近感を喪失して眩暈に耐えている。
 白(船と雲と波先と太陽と突堤)と青(海と空)ばかりの世界である。冷や汗とも、暑さにともなう汗とも区別のつかない汗が背中を流れて行く。

 第2句、竹林の中から空を見上げる視点、竹の先端を中心として竹の幹が放射状に広がる。円の中心には青い夏の空、写真でよく見かける構図である。よくある構図だが、不思議に見飽きない。竹以外の樹木でも絵になる。見飽きないのは、竹や樹木のそれぞれの個性も発揮されるからであろう。
 ことに今年伸びた竹の幹の若々しい輝きが大暑の強い光を反射して生命力の旺盛さをひきたてる。青竹のゆったりとした揺れが夏の強烈な陽射しを思い起こしてくれる。清々しい青竹と、大暑の陽射しが、青竹の幹の揺れによって結び付く不思議な世界である。


ほんの少しの作業だったが‥

2019年07月25日 11時55分59秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日大量の角2の封筒が配達された。角2というとA4の用紙を織らずに入れられる大きさの封筒である。  極めて安く退職者会の名と組合の住所などを印刷してもらい、そのかわり8000枚まとめて納品してもらった。
 1箱500枚で16箱に分けられており、それを1.8mのロッカーの上や棚に収納したら腰に疲労感。ギックリ腰の前兆ではなく、軽い疲労感程度ですんだのはさいわい。しかし随分と弱くなったと実感。
 土嚢や融雪剤をトラックに積み込んだり、荷下ろしすることに較べると、量も少ないし、短時間で終了する作業だが、やはり8年のブランク大きい。

 ということで今朝は9時過ぎまでベッドの中で無理をせずに休息。その後はベッドの中で読書タイム。

 太陽が雲間から顔を出したり隠れたり、実に忙しい。午後からは雷雨の可能性もあるようだ。梅雨明けはまだ先になりそうだ。たぶん週明けに台風が去ってから、ということなのだろう。

 


23時前後の住宅地

2019年07月24日 23時23分19秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 30分ほどの夜のウォーキング。いつもより30分ほど遅く出かけたためか、車にはほとんどすれ違わなかった。しかしあまり遅い時間は避けたいもの。

 団地の外に出ると23時近くになっても、犬の散歩をしているどうみても70代を超えていると思われる高齢者、ジョギングをしている20代の学生、酔ってふらつきながら歩いている若い勤め人、前など見もしないスマホ歩きの20代・30代、いづれも男も女も一人が多い。私のような60代・70代のウォーキング・ジョギングもときどき見かける。

 犬の散歩を23時前後に日課にしている70代半ばと思われる女性はすれ違うことが多いので、とても気になる。小さな犬ではあるが、犬を連れているのか、犬に連れられているのか、判らないところもある。
 そして同年代の人間とすれ違うと何となくホッとする。これもまた不思議だ。他人のことに 無関心のようなスマホ歩きの若い人には違和感を強く感じる。たいていはゲームと思われる。斜行・蛇行しており危険極まりなく、ひったくりをしてくださいと宣言しているような熱中の仕方に、違和感と断絶を感じている。
 コンビニの駐車場で話に夢中の10代のグループはさすがにこの時間にはいない。

 やはり団地の外の公園では、80代の男女がベンチで毎日話し込んでいる。どういう関係かはわからないが、ともに声が大きいので、公園に面した住宅の住人には迷惑と思われる。それも家族の悪口雑言である。ウォーキングをしていても私の耳にも入ってしまう。家族内でなかなかこじれているようだ。こういうのはあまり耳に入ってきてほしくないのだが、気になるものである。
 しかしこのいつもの二人はこの時間の会話がなければ、行き場所もないのだろう。彼らの行き場所、落ち着き場所とはどんなところなのだろうか。他人事ながらいろいろと気になるものである。

 夜のウォーキングでは、さまざまな人生が垣間見えるが、あまりいい印象ではない。多分私もそのように見られているのであろう。お互いさまではある。


「大暑」の句 2

2019年07月24日 21時29分51秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 よく晴れた一日となった。最高気温も316℃にもあがり、梅雨明け宣言を待つばかりの気温となっている。

★白きもの真白に洗ふ大暑かな      福田雅子
★眼帯が顔に貼りつく大暑かな      谷古宇功一

 第1句、洗濯洗剤のコマーシャルとは違うが、白いものはより白く洗った方が気持ちがいいという。まして太陽が照りつける夏場には。白い布地は太陽光線をより気持ちよく反射し、そして清潔感がある。
 題2句、眼帯は汗をかくと途端にわずらわしい。そんな厭わしい気分が滲み出ている。

 気分が滲み出ているからこの2句が抜きんでいるかというといろいろと意見はあると思われる。ともに下の句が「転」にしてはつき過ぎている気がする。いろいろといじってみたくなる句であることは確かだ。いじってみて自分なりにうまくできるだろうか。残念ながらそこまでは私も修練していない。


「大暑」の句

2019年07月24日 10時45分49秒 | 俳句・短歌・詩等関連

★兎も片耳垂るる大暑かな        芥川龍之介
★念力のゆるめば死ぬる大暑かな     村上鬼城

 二十人節気の「大暑」。大暑を季語とした句、歳時記には好きな句がいくつか並んでいる。その中で本日は2句。

 第1句、この句は芥川の「澄江堂句集」に収められている。1926(T15)年の句。わざわざ「破調」と詞書を添えている。山本健吉は「はからずできた字足らずの句にかえって興がっているのであろう。「片耳垂るる」だから字足らずがおもしろいのである」と解説してあるが、私は納得できない。
 「「片耳垂るる」だから」云々は理由にならない。記憶にないのが残念だが、初めは「小兎」としたらしいが、友人から「小」は取るべきだ、と主張されしぶしぶ従った、という説を見たことがある。これもまた芥川の主体を抜きにした論でピンとこないが、芥川がどういうつもりで、4音にしたか聞いてみたい。
 確かに小兎よりも、子兎よりも、イメージとしては「兎」一般の方がいい。しかし私にはこの4音は逆にピンとこない。4音でもいい句はたくさんある。
 どう変えたらいいか、私にはわからないが。ただし「兎」「片耳垂るる」「大暑」、この連想は理屈抜きに好きである。

 第2句、暑さがやってくるたびに思い出すのがこの句である。気力を振り絞らないと夏は越せなくなった。特に50代の後半からは切実である。気力の減少とともに夏が憂鬱になってきている。好きだった夏が気力の衰えに反比例して嫌いになっていく度合いが強まる。歯を食いしばって暑さに身構えている。
 もうひとつの情景も思い浮かべることができる。縁台か縁側で浴衣姿の年寄りが団扇で自分を仰ぎながら「こんなに暑いと命が縮まる」と大袈裟に声を出している情景だ。多くの人が経験していると思うが、こういう時には「死ぬ」というのは実は軽い表現なのである。
 この句の場合も気力の衰えを嘆く場合でも、暑さでへとへとになっている場合にしても、言っている本人は「軽い気持ち」で「死にそうだ」といっている場合の方が多い。荘一帯ではこの句の「死ぬる」は受けとっていいのではないか。いかにも俳句らしい軽妙な句として理解した方がいいと思われる。

 今のところは雲が空を覆っているが、昨日に続いて晴れて太陽が顔を出すらしい。30℃を超えそうである。そろそろ梅雨明けとなるのだろうか。梅雨明けを期待するのだが、暑さを思うと、先ほども書いたとおり、あまり嬉しくなくなった。


太陽が眩しかった日

2019年07月23日 22時11分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 夜のウォーキング終了。本日も30分未満で切り上げた。昨日と違うのは、いつも見慣れているみなとみらい地区の高層ビル群の明かりが鮮明に見えたこと。最近は明かりが滲んでいたり、ランドマークタワーなどは雲に隠れてしまったり、という状態であった。

 濃霧注意報も、霧雨も、本日はなかった。昼間も陽射しが強く、最高気温も29.6℃と予報よりも4℃近くも高くなった。雨の予想も外れた。瞳孔を開くための目薬の所為だけでなく、太陽が眩しい日であった。

 明日は午前中には家を出て、親の入院した病院へ。午後は組合の会館へ。何となく気ぜわしく落ち着かない。


白内障の検査終了

2019年07月23日 18時41分42秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 白内障の状態を診てもらう検査はすぐに終了。ついでに今年に入ってからの緑内障の進展具合なども見てもらった。緑内障の状態はこの半年変化はなく、進行していないとのこと。白内障は少しだけ中心部に及んでいるが、病態としては手術が必要とまでは言い切れないらしい。しかし希望すれば市民病院に紹介状を書いてくれるといわれた。市民病院でもう一度検査の上で判断してもらうのがいいのではないか、ともいわれた。

 私としては手術する方向に気持ちは大きく傾いているので、紹介状を書いてもらった。
 9月末と12月末に市民病院に予約が入っており、8月中にスケジュール帳と相談しながら予約をして市民病院を訪れたいと思っている。

 検査では瞳孔を開く目薬をしたが、いつものよりは長時間効いていた。会計を済ませて家に戻る途中、とても眩しかった。事前に言われていた通り、確かに出歩くのは危険だと感じた。車のほとんど通らない慣れた道を15分ほどかけて歩いて帰宅。14時過ぎまで自宅でグダグタ。
 妻が親の病院に行ってくれているので、本日は昼食を自分で作った。作るといっても、昨晩のサラダの残りと、舞茸スープを作って茹でた素麺を入れただけ。

 14時になって目が元に戻ったと思い、横浜駅まで歩こうと外に出た。しかしやはり眩しさが解消していなかった。道路の白線が浮き上がって見え、遠近感がまだまだ戻っていなかった。いつもより10分ほど余分に時間をかけて横浜駅まで歩いた。
 地下街に入ると人工照明で少しばかり暗くなり、眩しさは感じなくなり、遠近感も戻った。1時間ほど時間をつぶしてからふたたび道路を歩いたが、このときには眩しさは解消されていた。

 明日は親の入院した病院へ、必要になった物品を持参し、夕方までには組合の会館へ行くことになった。組合の会館には、印刷会社に注文していた8000枚のネーム入りの角2の封筒が届く予定、との連絡が入った。予定よりだいぶ早い。専用のデスクの周りを整理しないと物がおさまらない。


本日から大暑

2019年07月23日 10時11分14秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日から8月7日までが大暑。しかし横浜市域の本日の予想最高気温は26℃。午前中の降水確率が80%、午後が40%であるとのこと。梅雨明けもしておらず、ここまでは冷夏・日照不足の夏である。

 午前中は眼科で白内障の検査をしてもらうことにした。昨日は医師が代診、ということで残念ながらできなかった。
 どんな検査なのか、そしてどんな結果が出るのか。少しドキドキ。


車の前照灯が眩し過ぎる

2019年07月22日 23時20分39秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 今にも降り出しそうな湿気の多い中、30分ほどのウォーキングをしてきた。最初の10分は汗もかかずに快調だったが、10分を過ぎてから汗がどっと出てきた。体調ではなく、この湿気の影響である。
 濃霧注意報は解除にはなっているが、みなとみらい地区の高層ビルの明かりがぼんやりとくすんで見える。違うそれぞれのビルの微妙に違う窓の明かりが混じり合って見える。白内障のために眩しさが増していることは確かだが、この不鮮明さは眼の不具合ではなく、大気の中の水分の多さである。

 ウォーキングの途中、いつものとおり何台もの自家用車やコンビニの商品配送のトラックや路線バスとすれ違う。狭いとはいえ、バス通りで交互交通。ほとんどの自動車やバスやタクシー、トラックは通行人を見つけるとライトを下に向けてくれる。白内障の私は、とても眩しいのでそのような行為がとても嬉しい。特にタクシーと路線バスは通行人には気を使ってくれていることはよくわかる。
 間近で対向車に照らされると、1秒ほどは視界が白くなり、ほとんど見えなくなる。いつもは向かい側から車が来ると手でライトをさえぎりながら歩いている。

 しかし先ほど、車高の高い車が、ライトをそのままにして猛スピードで迫ってきた。慌てて民地の中に避けてやり過ごした。あれが塀が長く続いていたらとても怖かった。逃げ場がない。いつも通り慣れている道なので、危険なところや長く塀が続くところは足早に通り過ぎる癖がついている。
 民地側に逃げ場のあるところも十分承知をしているのだが、あの大きな図体の車がスピードを緩めずに向かってきたら逃げるのは無理である。

 こういうとっさの場合、車のナンバーも読み取る暇もない。  あのレーザービームのような前照灯は何とか改善してほしいものである。そして自動運転が叫ばれる時代、前方に人を感知したら自動的にスピードを落し、そしてライトを下に向けるようにならないものだろうか。
 ブレーキとアクセルの文間違い事故といい、このような夜のライトの危険といい、いくらでも改善できるものはある。しかしこういったところの改善はまるで図られていないと思う。

 こんな体験を妻に話すと、「夜のウォーキング禁止」をその場で宣告されるので、妻には黙っている。  


木槿(むくげ)の花が目立つ

2019年07月22日 21時06分07秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 昼間買い物に出かけたのだが、帰りにわずかに雨が落ちてきた。傘を差すべきかどうかなやむような微かな雨。気温は25℃にわずかに届かなかったが、湿度が急に高くなり85%にもなった。少し歩いただけで汗が噴き出てきた。
 雨まじりの空気が肌に纏わりつくように感じた。



 タチアオイの花が終わった後にムクゲ(木槿)が咲くと理解している。花だけに着目すると、両者似ている。タチアオイは一本の茎に花が並んで咲き、とても目立つが、ムクゲは放射状の樹形に隠れるように咲くので、目立ちにくい。葉もタチアオイは薄緑に近いが、ムクゲの葉は少し暗い緑である。
 そんなムクゲの状況を把握しながら歳時記を見ると、俳句のイメージが膨らむ。

木槿咲く籬の上の南部富士       山口青邨
★掃きながら木槿に人のかくれけり    波多野爽波


参議院選挙結果

2019年07月22日 11時38分15秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 本日も曇り空。午後の降水確率は50%で雨マークがついている。最高気温の予想は28℃。今のところ涼しいくらいで蒸し暑さはない。

 総論としての取りあえずの感想は次のとおりである。
 参議院選挙から一夜明けた。少なくとも参議院では「改憲」発議に必要な議席2/3は失った。また自民党は非改選も含めて単独過半数を失っている。
 しかしさまざまな胎動を感じた人も多いと思われる。50%以下の投票率で、しかも選挙区が広い参議院選挙、組織票の多い与党が圧倒的な強さを示すはずだったが、与党の大きな後退となった。さらに人集め、金銭に金を惜しまない選挙戦術、選挙モードを演出しない方向でのマスコミ対策等々のやりたい放題にもかかわらず、これまで通りに国民は動かなかったといえそうだ。
 また選挙の中身はこれまで以上に「嘘」や「中傷」がまかり通り、演説から品格が失われている。「嘘」や「中傷」を言ったもの勝ち、という風潮は社会に大きな歪と傷を残すこと間違いない。これによって新たに議席を得たり、増やした党がある。これは何よりも否定的な現象で今後克服しなくてはならない悪しき現象である。
  むろん野党にも問題はあった。「立憲」が倍増したとはいえ、思ったよりは票が伸びていない。「国民」はいつものとおりもう与党の土俵に足がかかりそうになっている。「れいわ」の飛躍で「れいわ」現象と言われているが、戦術の大胆さと巧みさをどのように次につなげるのか、線香花火ではまずい。また「野党共闘」の議員の今後の活動の仕方、去就は大きな注目を集めることは間違いない。党派の離合集散に翻弄されては今後の眼はなくなる。

 いろいろな視方と次への展望が語られる時期になる。だれの言がまっとうか、じっくりと見極めたいものである。