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おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

みそ作り1 大豆を煮るまで

2010年02月22日 12時46分19秒 | みそ作り
 みそを作るって、意外と簡単。自分で作ると、おいしいばかりでなく、
 いい素材を選べて、しかもリーズナブル。
 蒸し上がった大豆をすりつぶしたり、麹と混ぜ合わせたり、みそだねを
 団子にして、かめにぎゅうぎゅう詰め込んだり・・・・・
 手の平の感覚がとってもいいです!
 みそ作りに挑戦しませんか!!

 【用意するもの】 最初に作りやすい分量です。
  大豆     1kg                      
  麹(こうじ) 1kg                       
  塩      0.5kg 
  圧力鍋     
 蓋と重しにする塩  1kg   
  ★仕上がり  約4kg

☆大豆と麹、塩の割合に決まりはありません。
  もっと麹は少なくても大丈夫です。
☆大豆と麹と塩が1:1:0.5というのは単純で覚えやすいので
  このように作っています。
  塩をもっとふやせば、1回のみその使用量は少なくなります。
  上記の分量ですと、塩分濃度は12%ですから、薄味のみそです。  
☆麹も玄米麹、麦麹など色々あります。
  それぞれにおいしさがありますので、お試しを。

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※ブログの写真は自宅用なので、分量は上記よりも、ずっと多いです。

①大豆は一晩水に漬けておきます。吸水して2倍くらいになります。
 圧力鍋で豆を煮ると簡単にできます。
 ここでは、圧力鍋で作る方法をご紹介します。
 1リットルのボールに一杯の大豆。
 これが5リットルの鍋で煮る1回ぶんです。


②麹は塩と混ぜておきます。これを塩切り麹と言います。
 1kgの大豆は圧力鍋で3回で煮ます。
 大豆も塩切り麹もあらかじめ、3つに分けておくと便利です。
 圧力鍋は豆を煮るときの最高水位が目盛りでついていますので
 それ以上にしないように注意してくださいね。
 この写真は塩切り麹500gです。


③圧力鍋に豆を入れました。
 向こう側に目盛りが2つついているのがお分かりになりますか?
 下のが豆の最高水位です。

  
「みそ作り2」に続きます。。。。
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みそ作り2 大豆をつぶすまで

2010年02月22日 12時45分49秒 | みそ作り
大豆を煮ましょう。ここからがメインの作業です。

④圧力鍋で大豆を煮るときは落としぶたをしたほうがいいでしょう。
 これは付属の蒸し板です。さかさまにしてふたにしました。
 落としぶたをしないと、大豆の皮が上のふたにくっついて、安全弁を
 ふさいでしまって、危ないのだそうです。

 
⑤わたしが20年間使っている、「ピースプレッシャーパン」です。
 圧力がとても強くて重宝しています。
 今はステンレス製がいいかもしれませんね。
 圧力鍋はデザインだけでなく、圧力の強さが選ぶポイントです。
 火にかけてオモリがシュッシュと動き出したら、弱火にして、
 10分くらい加熱します。火を止め圧が抜けるのを10分ほど待ちます。


⑥ゆであがった大豆のお湯を切りました。
 これで、大体700gくらいです。
 圧力鍋は短時間で豆がやわらかくなります。オモリが動いて2,3分でも
 やわらかくなりますが、念のため今年は12分間加熱しました。


⑦次はゆで大豆をつぶします。これは色々な方法があります。
 ポテトマッシャーでつぶすのは、みんなでワイワイ作るときにいいですね。
 子どもに手伝ってもらうときは、これがGooです。
 我が家は作る量が多いので、ごらんのバーミックスを活用しています。

  
⑧大豆をつぶしたところ。これは、ものすごくていねいにしなくても
 大丈夫です。大豆がそのまま残っていてもちゃんとみそになります。
 少しこのままにしてあら熱をとります。


⑨塩切り麹(こうじ)を混ぜます。
 大豆は手を入れてすごく熱くない程度にさめていればOKです。


⑩ていねいに混ぜましょう。手のひらがほかほかして、癒されます。
 塩が入っているので、敏感肌の方やお子さんには注意してください。


⑪塩切り麹と大豆を混ぜ合わせたみそだねは、おけに移して十分に
 冷まします。
 冷まさないでかめに漬け込むと酸味が出てしまいます。


「みそ作り3」に続きます。
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みそ作り3 仕込み作業

2010年02月22日 12時45分17秒 | みそ作り
さあ、仕上げにかかりましょう。

⑫みそ団子を作ります。手でぎゅっとしっかり握りましょう。

 
⑬かめは焼酎をキッチンペーパーに含ませて、内側をていねいに消毒します。
 熱湯消毒もいいですが、焼酎のほうが使いやすくてオススメです。
 かめにみそ団子を詰めていきます。


⑭手の甲でぐいぐい団子をつぶして、空気を抜きます。
 空気が入るとかびてしまうので、しっかり、ギュッギュと・・・


⑮2かめに漬け込みました。
 これで、合わせて17kgくらいです。
 表面にラップをぴっちりかぶせます。


⑯ふたをします。市販の重しでもいいのですが、塩ぶたが
 絶対おすすめです。大きめのポリ袋を2枚重ね、塩を入れます。
 1.5kg~2kgあるといいですね。みそだねをしっかり覆うように
 ていねいに広げ、空気にふれないようにします。
 塩ぶたは口をきっちりしばります。


 これでみその仕込みは完了です。
 かめにふたをして、新聞紙などで覆ってひもでしばり、
 暖房のない場所に置きます。
 冬に仕込んで9月か10月頃から食べられます。
 ふたにした塩は普通に使えます。

 秋になるのが、待ち遠しい!



コメント (2)
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