県道27号を川辺から知覧へ行くと、麓川と厚地川の合流地点の少し下流の県道脇に「蟹が地獄」と書いた看板があります。
ここから麓川の河床へ下りていきます。
河床に下りると滝が見えます。 蟹が地獄です。
近景。高さ4mくらいですが、幅が広くて幾筋にも流れており、一番左の滝は写っていません。
蟹が滝つぼに落ちて死んでいるのが見られるため、蟹が地獄というそうです。
南九州市指定天然記念物です。
向かって右の滝。 岩は溶結凝灰岩です。
向かって左の滝。
右岸から見たもの。
滝の上流です。岩を複雑に削って流れています。
岩の造形を見てみましょう。
これは、転石が回転しながら河床の岩盤を削って出来た甌穴です。
川の水が岩を削って出来た石柱。
岩屋観音になりそうな洞窟もあります。
ここは、滝、早瀬、さまざまな岩の造形物を見ることができるところです。
滝をもうひとつ紹介します。
南九州市川辺にある万之瀬川と神殿川の合流地点から、神殿川を少し上流へ行くと道路脇に見えます。
高さ4mくらいで、2条に分かれています。