石に関する史跡を3つ紹介します。
鹿児島市郡山町常盤にある常盤五輪塔群です。
昭和56年に、付近に埋没していたものを百余基の五輪塔、宝塔、層塔などに復元したものです。
鹿児島に、五輪塔などの石塔はあちこちにありますが、こんなに多くの石塔が集まっているのは珍しいです。
上のほうには、大型五輪塔が並んでいます。
鎌倉時代の川田氏一族のものと同型だそうです。
次は、薩摩川内市湯田町の湯田小学校の前にある高城(たき)石塔群です。
付近に野積みされていたものを、昭和52年に復元しました。
鎌倉から室町時代のものと考えられています。
高城石塔群の少し南に、菅原道真公腰掛け石があります。
菅原道真は、暗殺のうわさを聞いて大宰府からこの地に逃れ、この石に腰を下ろしたという伝説があるそうです。
菅原道真に関する神社や史跡は非常に多いです。
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