火山岩頸
2012-05-22 | 風景
鹿児島の火山岩頸(がんけい)を五つ紹介します。
火山岩頸は、火道のマグマが冷えて固まった後、周りの地層が浸食されて残ったものです。このため、尖った山を形成するのが特徴です。
指宿市山川の竹山。フラワーパークかごしまから眺めたものです。
海からもよく見え、鹿児島の火山岩頸の中で一番目立つものです。
フタコブラクダのような山です。
麓から見た竹山(202m)。山頂近くにソテツが生えています。
姶良市加治木町の、加治木インターの脇にある蔵王岳(153.7m)。
高速道路からよく見え、これも目立つ山です。
日木山川右岸にある田の神と蔵王岳。
麓から見た蔵王岳。
加治木町木田に三つの山が並んでいますが、右が湯湾岳(160m)です。
別府川右岸から見たものです。
麓から見た湯湾岳。裏は採石場です。
姶良市姶良町平松の、姶良インターの近くにある片子山(144m)。
前の写真の左から見た片子山。
蔵王岳、湯湾岳、片子山の三つは、直線状に並んでおり、断層に沿ってマグマが貫入したと考えられています。
姶良町平松の重富小学校正門から見た剣ノ岡(225m)。
平松城跡の重富小学校。
島津義弘が帖佐からこの城に移り、加治木に移るまで居館としました。
麓から見た剣ノ岡。