鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

荒瀬城跡のイチイガシ

2015-12-14 | 巨樹・古木

霧島市隼人町西光寺にある荒瀬城跡のイチイガシを紹介します。

国道223号と国道504号の交差点から、国道223号を天降川上流へ少し行くと、道路脇に看板があります。

 

イチイガシ(一位樫、ブナ科)の全容。県内で最大級、最古級のイチイガシです。

 根回り:12m

 幹周り:7m

 樹高:26m

 樹齢:700~800年

 

上部。大きく枝を広げ、樹勢がいいです。

 

下部。

 

根元。

イチイガシは材質が堅く、船の櫓、農耕具の柄、槍の柄などに使われてきました。このように優れた性質があるため、カシの仲間の一位ということでこの名がつけられた、という説があるそうです。

 

前の写真の反対から見た根元。

 

表皮はゴワゴワしています。

 

根元に水神の碑があります。

 

水神の碑。

天降川右岸にあるので、近くで水害があったのでしょうか。

コメント (4)
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