霧島市隼人町西光寺にある荒瀬城跡のイチイガシを紹介します。
国道223号と国道504号の交差点から、国道223号を天降川上流へ少し行くと、道路脇に看板があります。
イチイガシ(一位樫、ブナ科)の全容。県内で最大級、最古級のイチイガシです。
根回り:12m
幹周り:7m
樹高:26m
樹齢:700~800年
上部。大きく枝を広げ、樹勢がいいです。
下部。
根元。
イチイガシは材質が堅く、船の櫓、農耕具の柄、槍の柄などに使われてきました。このように優れた性質があるため、カシの仲間の一位ということでこの名がつけられた、という説があるそうです。
前の写真の反対から見た根元。
表皮はゴワゴワしています。
根元に水神の碑があります。
水神の碑。
天降川右岸にあるので、近くで水害があったのでしょうか。