鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

野間神社一の鳥居他

2015-12-18 | 史跡

南さつま市笠沙の史跡を紹介します。

 

赤生木から黒瀬へ行く途中の道路脇に、野間神社一の鳥居があります。

右の山が野間岳で、その中腹に野間神社があります。

 

近くに神社もないのに、鳥居の上部だけがあります。

この鳥居は赤生木村にあったものが破損し、1830年に片浦村に移して再興しました。その後、ここに移された経緯は不明だそうです。

 

石碑に「北野間宮 南黒瀬村」と書かれています。

 

鳥居のところから野間岳を望む。野間岳がよく見えるここに移設したのかもしれません。

 

これは、以前、野間岳登山したときにお参りした野間神社です。

 

鳥居から赤生木方面へ少し行くと、田の神があります。

 

僧衣の立像で、右手にスリコギ、左手にメシゲを持っています。

建立は江戸中期頃と考えられています。

 

後姿。ワラヅトを背負って、田んぼを見つめています。

 

田の神の近くに宝塔があります。

 

宝塔は、平安時代後期から鎌倉時代に盛んに造られ、真言密教の影響を受けていると考えられています。

コメント (2)
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