野の花
2017-03-28 | 植物
近くの野山で見かけた花です。
カキドオシ(垣通し) シソ科
名前の由来は、隣接地から垣根を通して侵入してくることからです。
ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科
華鬘は、仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。
オドリコソウ(踊り子草) シソ科
日当りのいい田んぼの脇などに群生しています。花の形を、花笠を被った踊り子に見立てたものです。
ヤブジラミ(藪虱) セリ科
実が衣服に付くのを、虱に見立てたものです。
オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) ゴマノハグサ科
小さな花が群生しています。実が犬のふぐり(陰嚢)に似ていることからです。
ホトケノザ(仏の座) シソ科
早春に、真っ先に花を咲かせます。花の下の葉を、仏の蓮華座に見立てたものです。
ヤマブキ(山吹) バラ科
大田道灌の逸話で有名です。八重のものもあります。
フキ(蕗) キク科
最近、フキノトウをてんぷらにして食べました。
ミドリハコベ(緑繁縷) ナデシコ科
春の七草のひとつ(はこべら)です。
鹿児島の山桜は、例年より遅かったですが、やっと咲き始めました。