加治木麓
2017-04-12 | 史跡
重富麓を散策した日に、加治木麓も散策しました。
加治木郷土館の向かいに、観光用の駐車場があるので、ここからスタートしました。
加治木郷土館。庭に多くの石造物があるので見ていきます。
対の仁王像。廃仏毀釈で破壊されています。
鬼神面。魔よけのためのものと考えられています。
田の神。もう1体あります。
庚申石灯籠。1762年に造立されました。上に三猿(見ざる、言わざる、聞かざる)の像があります。
大楠跡(柁の木伝説)のクスノキ。
神話によると、イザナミ、イザナギの子ヒルコは足が立たず、船に乗せて流したところ、船のかじ(柁)がここに流れ着き、巨木になった。これが柁木(加治木)のおこりだそうです。
柁城(だじょう)小学校の門。
加治木島津家屋形跡。島津義弘が晩年を過ごしました。
屋形跡に護国神社があります。
境内にある石橋です。
曽木家の門。薩摩藩特有の腕木門と言われるものです。茅葺屋根には、カバーが架かっていました。
加治木高校の北の通りに、田の神があります。両手でメシゲを持っています。
御里窯跡。島津義弘が加治木に移ると、屋形の近くに窯が造られました。
ここの焼き物は、古薩摩焼でも珍重される古帖佐です。
毓英(いくえい)館跡。1784年に創立された学校です。