焼き物の郷、日置市東市来町美山の堂平(どびら)窯跡を紹介します。
美山陶遊館です。
内部。いろいろな窯元の作品があります。
沈壽官窯の作品。
炎舞陶苑窯の作品。
雛人形。これから色付けをするのでしょうか。
陶芸体験室。窯があります。
陶遊館を後にして進みます。
陶器片捨て場。明治末から大正時代に、未完成や割れた陶器のかけらが捨てられました。
きれいな竹林を見ながら進みます。
堂平窯跡です。南九州西回り自動車道建設予定地の美山堂平地区で発見され、ここに移設しました。
17世紀前半に造られたこの窯は、日本で数少ない朝鮮系単室傾斜窯(焼き物を焼く部屋に仕切りがなく、窯全体が一つの部屋になっている)です。
断面が半円筒形で、長さ30.5m、幅1.2m、傾斜角度17度です。黒ものの薩摩焼の他、瓦も焼いており、鶴丸城周辺で使われました。
窯の想像復元図。