米山薬師
2020-07-22 | 史跡
コロナの終息を願って、前回の加治木の薬師如来から、姶良市姶良町鍋倉の米山薬師へ行きました。
帖佐小学校です。向こうの山の一番高いところに米山薬師があります。
入口です。
左の御堂。
急な階段を登っていきます。
左の崖に仏像があります。
仏像。顔は欠けています。
丘の上に米山薬師(米山神社)があります。
室町時代に、領主島津季久の四男起宗和尚が建立しました。
奥の本殿。
境内から姶良市街地と桜島が望めます。川は別府川。
「帖佐で名所は米山薬師 前は白帆の走り船」と謡われました。
来た道を引き返し、階段を下りずに進むと、尾根に不動明王の碑があります。
碑から少し下がった斜面に疱瘡水があります。
地形的に水が湧きそうもないところに井戸があり、水が溜まっています。
この水を飲むと疱瘡にかからないとか、かかっても軽く済むと言われ、大正15年に鹿児島で天然痘が発生した時、日に数千人の参拝客でにぎわったそうです。
隣の石仏。