栄源寺跡
2021-01-28 | 史跡
薩摩川内市樋脇町の栄源寺跡を紹介します。
樋脇鉄道記念公園(樋脇駅跡)の裏の集落に、霧島若宮神社があります。
内部。
宝塔残欠です。平安時代末期のものとみられ、県下で古い石塔です。
矛?
神社から林の中を進むと、栄源寺跡があります。
栄源寺は、1666年頃、快慶が入来からここに移しました。
多くの石塔が並んでいます。
快慶は住職を弟子に譲ったのち、寺の脇に石室を造り、生きながらそこに入って読経を続けました。
石仏が彫られた石塔。
食事は、門弟や信徒により石室の隙間から届けられました。
前の写真の石仏。
修業は2年数か月続き、1669年10月5日、読経がやんで快慶は亡くなりました。
石塔。
石臼でしょうか。