前回の鹿児島市入佐町の大鳥神社前の道を、山の方へ進んでいきます。
山中の道路脇に、入佐の田の神があります。
巨石の上に田の神があります。建立は1727年です。田んぼから離れた山中にあるのは珍しいです。
右手にメシゲ、左手にスリコギを持っています。
この田の神は、大正初め、タノカンオットイ(盗難のこと)にあいました。同じ郡内にあり、先方に掛け合ってやっと返してもらいました。
顔は風化しています。
後ろ姿は陽石です。
田の神の後ろの巨石。近くに巨石はなく、ここだけです。
入佐から県道を永吉に向かい、田平付近から右へ行った田んぼの奥に田の神があります。
この田んぼは休耕田です。少し出ている稲穂は去年のものでしょう。
岩の上に田の神があります。
正面より見る。
きりりとした顔のイケメンの田の神です。
横から見る。鼻筋が通っています。
田園風景を眺めています。