鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

千年の森の山桜

2023-03-21 | 植物

山桜紀行が続きます。鹿児島市西俣町(郡山)の千年の森へ行きました。

 

県道川内郡山線沿いの入口です。陽光桜が満開でした。右上は山桜。

 

途中に千年の森の記念碑があります。

農学博士の三原義秋氏(1915~2013)は、千葉大学教授を定年退官後、郷里の郡山へ帰り、山に木を植え続けて「千年の森」と名付けました。1991年、永久に伐採しないことを条件に、土地を郡山町(現鹿児島市)に寄贈しました。

 

道路脇の山桜を見ながら歩いていきます。

 

満開の山桜。

 

ブラジルマツ。外国の木も多いですが、ここに適応できないものは、やがて消滅していくでしょう。

 

入来峠方面を見たもので、手前は先生が植えたと思われる山桜です。向こうの山肌にも山桜が見えます。

 

少し盛りを過ぎていました。

 

山の斜面の山桜。これは前からあったものでしょう。

 

葉桜になりかけの山桜。

 

「育て千年の森に 1980 三原義秋」と書かれた碑があります。

 

奥に、先生のお住まいだったと思われる家がありますが、廃屋になっています。

 

家の前の山桜。先生もこれを眺めていたことでしょう。

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