霧島市国分広瀬の潮遊池を紹介します。
潮遊池のほとりにある住吉大明神です。
正面より見る。神社は石祠です。
隣にある小村新田干拓記念碑。この付近は江戸時代末期の干拓地です。
石碑の前にある、いかめしい顔の像。
神社の前の井戸から湧水しています。自噴しているのでしょうか。
潮遊池です。向こうの海とは堤防で仕切られています。
ここで毎年8月16日、ハンギリ出しという盆の精進落とし行事が行われます。
ハンギリとは馬の飼葉桶のことで、これと孟宗竹を組み合わせたいかだに乗り、投網でエッナ(ボラの子)を捕る伝統行事です。最近はエッナが捕れなくなっているそうです。
池の周囲の松は、1755年に薩摩義士が宝暦治水工事の完成を祝い、薩摩から取り寄せて植えた松の子孫です。木曽三川千本松原を愛する会が、種から育てたものを贈りました。
里帰りの松。
隣の潮遊池。ここの松も里帰りの松です。
堤防から見た潮遊池です。
ボラの子を“エッナ”と言うのも初めてです。
こんにちは。
残念ながら、私はハンギリ出しを見たことがありません。
投網の写真を撮るカメラマンが多いそうです。
ボラの子をエツナというのも、初めて聞きました。