メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

夢の島熱帯植物館

2010-06-01 20:15:24 | 町歩き
夢の島熱帯植物館


家にいてネットで仕事検索ばかりしていてもすぐ煮詰まってしまうから、天気もいいし出かけることに。
有楽町線の最終駅・新木場は、乗り換えで使うことはあっても、降りたのは初めてかも。
10分ほど歩くと、緑豊かな敷地内のあちこちにラベンダーが植えてあって綺麗だから写メ撮りたいけど、
信じられないくらいに肥えた蜂さんが大勢蜜をとるのにブンブン飛び回っていて、
昔2度ほど刺されたことがある身としては、生きた心地がしません

植物館の門を入ったところに広い庭があって、そこにも多種多様な熱帯植物が茂っている!
中に入ってまず見たのは「映像ホール」。「ボルネオの熱帯雨林」をテーマに、1本約15分の映像がずっと流れていた。
熱帯雨林は、日本の森と違って粘土質の層が厚く、落ち葉が土に還った栄養豊富な土部分はわずか。
そして、普通「下草+低木+高い樹」の3層構造なのが、熱帯雨林は5層なのが特徴。
高く伸びるのはいいけど、他はまさに生存競争!蔓を伸ばすもの、締め付け植物(こないだも見たな)などなど、
植物だって生きるのに必死なんだな

そして、彼らを支えている複雑な生態系。蟻などの昆虫は葉を守り、土へと分解し、
猿とかの動物は木の実を食べることで種を運ぶ。鳥は蜜を吸って花粉をつけてゆく。
そんな熱帯雨林がどんどん消えつつある。その生態系の頂点にいるニンゲン様だって同じ運命共同体なんだ。

植物園の中に入ると、滝があったり、小川が流れてたり、バナナ、マンゴー、カカオ、ドリアンなどの果実の木や、
ゴムの木など観葉植物としても人気の種類もあるし、タコの木?などなど、熱帯植物って夢があって好き
暗闇の中で光るキノコや食虫植物温室も見た。「イベントホール」では、「ハーブ」を特集していた。
古代からクスリ、香料として重宝されていたこと。今でもハーブティーや、アロマ、スパイス調味料、
香料など多岐にわたって利用されていることなどなど、勉強になる。

欧米の中世の城壁内には下水設備がなかったから、糞尿を外に投げ捨てていて(!)、
それをうっかり踏まないために「ハイヒール」を履くようになり、頭にかぶらないように「つばの広い帽子」をかぶるようになったなんて衝撃的なことも書かれていた/驚×500

こないだのところもそうだったけど、熱帯植物園内の喫茶室ってなぜナシゴレンが必ずあるんだろう?
それほどお腹が空いてたわけでもないけど、一応腹ごしらえのため、パッタイ(タイ風焼きそば)+夢熱フロート(イチゴ)を注文v
ドリンクセットにするとサラダがもう1品ついてくる。プレートにすでにサラダあるんだけど
団体客がやってきて、廊下でみんなお弁当を食べてたw
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夢の島

2010-06-01 20:15:23 | 町歩き
植物園を出て、「多目的コロシアム」へ行ってみたら、UFOでも降りれそうなくらいどかーんと開けた芝生スペースの周囲に
森が広がっていて、座り心地のいいベンチに夫婦や、新聞を読んでるおじさんらが寛いでる。
わたしもベンチに座ってみると、風にそよぐ葉の音、足元には蟻が歩いてて、鳥が歌いながら飛んでて、
時計草やタンポポが揺れてて・・・

なんだろうここは!天国みたいだ(きっとこんなところだ

こんなに気持ちのいい場所は初めてかも。思わず写真を撮りまくり、ムービーも撮って、
葉の音も入るかと思ってケータイの録音機能まで使ってみたv(3分間録音したけど雑踏の音と変わらないな
いつまでも去りがたかったが、また今度。
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第五福竜丸展示館

2010-06-01 20:15:22 | 町歩き
第五福竜丸展示館

主な展示品
・福竜丸の船体と付属品(いかり、漁具類など)
・船室内の模型、乗組員の生活用品類
・マグロ漁の模型
・無線機・大漁旗
・航海日誌・公式文書
・久保山愛吉さんの船員手帳、手紙類
・ガイガー検知器
・「死の灰」
・ビキニ水爆被災にかんする写真パネル多数
・当時の新聞・雑誌
・その他、原水爆被災にかんする資料(本・ポスターなど)

まずは「福竜丸」本体がどーんと残されていることに驚く。展示館は船に合わせた形に建てられている。
こないだ読んだマンガで読む歴史にも書かれていたが、こうして実物を見ると伝わってくるインパクトが違う。
階段を上って、上からも俯瞰できる。

危険区域外にいたにも関わらず被爆し、死の灰をかぶって入院した若い船員たち。
ニュースで若い女性がインタビューを受けて「福竜丸の船員らと結婚したいですか?」と聞かれて、「とんでもない、あんな人たちと結婚したくありません」て答えていたのをテレビで見て悲しかったと日誌に書いてあった。
その年の9月、久保山さんが亡くなる。医師、看護婦らの必死の看病も叶わず、「医師として冷静でいなければならない立場も忘れて、ほかの船員たちと男泣きに泣いた。なぜこんな目に遭わなければならなかったのか」
遺影を抱いて号泣する母、妻、2人の娘さんの写真パネルを見て涙がにじんだ。

アメリカは水爆実験による被爆を認めず、後に社会問題として大きくなったためある程度のお金を払って終わりにした。
ビキニ環礁近辺のマーシャル諸島は、豊かな自然あふれる平和な島々だったが、住民は灰を浴び、
ひどい火傷を負い、吐き気に襲われ、その後長い間苦しむことになる。ガン、肝炎で亡くなる人も多数。奇形児も生まれた。

予想を超える広範囲の海域が放射能に侵され、大量のマグロが築地の地中深くに埋められた。
漁獲量が激減したことにより、魚屋さん、お寿司屋さんが生活できないくらいに追い込まれた。
人々は魚が感染しているのではないかと怯え、放射能汚染された雨に怯えた。

「ラッセル・アインシュタイン宣言」が発表され、反核運動が高まる中、打ち捨てられ、忘れ去られようとしていた福竜丸を
原爆ドームなどと同様、後世に残して、この事実を伝え続けてゆくべきだという声により、こうして展示館がつくられたとのこと。
久保山さんは生前「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」とゆった。

資料の中には、原節子主演による映画『原爆の子』、野坂昭如が書いた戦争童話集『ウミガメと少年』も紹介されていた。
展示館の周辺には、「マグロ塚の碑」(築地は整備中なので暫定的に置いてある)、「エンジン」などもある。

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画廊喫茶ミロ

2010-06-01 20:15:21 | 町歩き
新木場から御茶ノ水に移動して、ずっと気になってた昭和カフェへ。

画廊喫茶ミロ

食べログに分かりづらい場所にあるって書いてあったけど、ほんとに細い路地を入ったところにあり、
道沿いのガラス戸が開いてるフシギ空間。雑多な置き物といい、まさに昭和喫茶ですv
クラシックが流れてて、なにやら面白イベントをやらかそうとしてる若者らや、
神田明神などを巡るイベントを企画してるおばさま方、サラリーマンも打ち合わせに使ってたし、けっこうみんな便利に使ってる穴場なわけね。
アルミの型で作ってるという噂の「手づくりプリン」+アイスコーヒーのセットで1300円。プリンには果物もついてたv
1人でも余裕でゆっくりできる、なかなかよい喫茶でした~♪


それから、神保町まで歩いて、文房具屋さん、古本屋さんものぞいてみた。
淡路町まで歩いて、夕方になったから帰宅。歩いた、歩いた!
天気もよかったし、よい1日だった!


『個人美術館に行こう』日本出版社
今日読んだ本。これまで調べた範囲内かな。意外と誤字が多くてビックリ
都内だけの特集がよかったが、都内は30箇所くらいで、あとは都内近郊の県で遠いからなかなか行けない。
長野もいろいろあるよね。軽井沢や、岡谷とか。長野も広いからねえ・・・


今朝ミクシニュースで読んだ「マイケルの遺産相続決定」のお話。母親と子ども、慈善団体に寄付もするとのこと。
若いうちに大金を渡すと不幸になるから、年齢をおうごとに徐々に手にするようにしたらしい。
それにしても約5億ドル(約500億円)て・・・貧しい国の1つや2つ救えるぐらいじゃないのかな


6月分の家賃振り込んだのは先週頭だったかな。今日また大家さんが粗品を玄関に置いていったのだが・・・
また洗剤です!!!
洗剤これで十数個・・・もういらない

玄関脇の花壇に黒にゃんこが来なくなった。
心配です。。。

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