■『ステッペンウルフ』STEPPENWOLF(1974)アメリカ・スイス合作
監督・脚本:フレッド・ハインズ 原作:ヘルマン・ヘッセ
出演:マックス・フォン・シドー、ドミニク・サンダ、ピエール・クレマンティ ほか
大好きな女優の一人、ドミニク・サンダが出演しているから借りてみた。以前、出演作はほぼさらったからもしかして観たのか?
最近、昔観たかどうか忘れてまた借りちゃうケースが増えてきたな。。。ボケ?
原作がヘルマン・ヘッセって驚いた。『車輪の下』は大好きな1冊。今作も本を読んだらもっと分かるだろうか。
'70年代らしいドラッギーでブッ飛んだ映像と演出。けっこう好きなタイプだが、今こうゆう時代感は出せないよね。なんでもリアルさ一辺倒で。
▼story
ハイソな階級で、作家などしているハリーは、幼い頃に狼のような凶暴性に目覚めたが大人たちに飼い慣らされ、
今では分裂症になって、47歳にして50歳の誕生日には自殺して清算しようと思い描いている。
「狂人以外お断り」という看板の店に入って隣り合わせた若い美人ヘルミーネが「わたしが貴方の世話をしてあげる」と言う。
彼女は高級娼婦らしいが、ハリーにダンスを教え、恋人を紹介し、「小さな楽しみ」を教える代わりに、
「わたしに恋をしたら、最後のお願いを聞いてくれる?」「何だね?」「わたしを殺して欲しいの」
仮装パーティでヘルミーネを探して幻想の世界に案内され、次々とドアを開けるとフシギな光景が現れてゆく。。
ヘルミーネの恋人は、バンドでsaxを吹き、歌もうたっている。以下がその歌。
「君は行く 君の道 人生のからくりが知りたくて
時は宇宙を飛び交う パブロ店への不思議な旅
墜落は激しくとも 着地はいとも軽やか
恍惚を君に 鏡が映す君の秘密の顔
パブロの店は出口なし パブロの歌は魔法
誰にも計り知れぬ陶酔の心地
ただそれを知る者は
パブロの店で永遠に姿を消す」
ドミニク・サンダは、三白眼の鋭く妖しい目、薄い唇のクールビューティー。
多国語が話せるため、フランスやアメリカ映画など多方面に出演している。
出演作で一番好きなのは、ベルトルッチ監督の『1900』。もう一度観直したい映画のひとつだが、いかんせん長いっ!
大御所のマックス・フォン・シドーも、ドミニク・サンダもいまだ元気で現役でいることは素晴らしい!
ひと目見たら忘れられない魅力と個性を持つ俳優は宝だ。
監督・脚本:フレッド・ハインズ 原作:ヘルマン・ヘッセ
出演:マックス・フォン・シドー、ドミニク・サンダ、ピエール・クレマンティ ほか
大好きな女優の一人、ドミニク・サンダが出演しているから借りてみた。以前、出演作はほぼさらったからもしかして観たのか?
最近、昔観たかどうか忘れてまた借りちゃうケースが増えてきたな。。。ボケ?
原作がヘルマン・ヘッセって驚いた。『車輪の下』は大好きな1冊。今作も本を読んだらもっと分かるだろうか。
'70年代らしいドラッギーでブッ飛んだ映像と演出。けっこう好きなタイプだが、今こうゆう時代感は出せないよね。なんでもリアルさ一辺倒で。
▼story
ハイソな階級で、作家などしているハリーは、幼い頃に狼のような凶暴性に目覚めたが大人たちに飼い慣らされ、
今では分裂症になって、47歳にして50歳の誕生日には自殺して清算しようと思い描いている。
「狂人以外お断り」という看板の店に入って隣り合わせた若い美人ヘルミーネが「わたしが貴方の世話をしてあげる」と言う。
彼女は高級娼婦らしいが、ハリーにダンスを教え、恋人を紹介し、「小さな楽しみ」を教える代わりに、
「わたしに恋をしたら、最後のお願いを聞いてくれる?」「何だね?」「わたしを殺して欲しいの」
仮装パーティでヘルミーネを探して幻想の世界に案内され、次々とドアを開けるとフシギな光景が現れてゆく。。
ヘルミーネの恋人は、バンドでsaxを吹き、歌もうたっている。以下がその歌。
「君は行く 君の道 人生のからくりが知りたくて
時は宇宙を飛び交う パブロ店への不思議な旅
墜落は激しくとも 着地はいとも軽やか
恍惚を君に 鏡が映す君の秘密の顔
パブロの店は出口なし パブロの歌は魔法
誰にも計り知れぬ陶酔の心地
ただそれを知る者は
パブロの店で永遠に姿を消す」
ドミニク・サンダは、三白眼の鋭く妖しい目、薄い唇のクールビューティー。
多国語が話せるため、フランスやアメリカ映画など多方面に出演している。
出演作で一番好きなのは、ベルトルッチ監督の『1900』。もう一度観直したい映画のひとつだが、いかんせん長いっ!
大御所のマックス・フォン・シドーも、ドミニク・サンダもいまだ元気で現役でいることは素晴らしい!
ひと目見たら忘れられない魅力と個性を持つ俳優は宝だ。